東京・2 [■旅行記]
A新島港→B貸自転車屋さん→C新島空港→D図書館→B貸自転車屋さん→A新島港
2日目
8:35 新島港着
さるびあ丸下船。
さるびあ丸はこの後、式根島→神津島に寄港して折り返し、式根島に再び寄って、11:45にまた新島港に戻ってきます。
で、この船に乗って東京に戻ります。
11:30には港に戻りたいので、それまでの3時間で空港の見学を済ませねばなりません。
ここの空港は見どころが多いので、時間にまったく余裕がありません。
早速空港に向かって歩き始めました。
一晩カーペットに横になってたのでもー腰イタイ(XДX)
お天気は良く、冷たい風が心地良い感じ。
「港からレンタサイクルまで徒歩10分」とどこかにあったような気がしたのですが、
「この辺にあるはず」と思った周辺にレンタサイクル店は発見できず、
役場の手前に来たところで既に20分経過していましたΣ(゚Д゚;)
ここは港と空港のほぼ中間地点。
空港敷地を一周して、時間があったら図書館にも寄りたかったのですが、これではとても間に合いそうにないです。
バイク屋さんを兼ねたレンタサイクル店発見。
本当は徒歩のみで済ませるつもりだったのですが、自転車を借りることに。
店内で声を掛けてみたのですが、反応がありません。
表示されていた携帯に掛けてみたところ、年配の男性が出て、
「今お客さんがあって空港に来てるから、どれでも好きな自転車持ってって~」
とのことでした(o ̄∇ ̄o)
ということで、無人の店内から1台の自転車を素早く外に運び出すと、そのまま空港方面に逃走したのでした。
オイラが島に滞在している時間帯、調布からのヒコーキが9:10~9:40までいるはずだったのですが、
ターミナル内に入ってみると、お客さんがたくさんいて、グラホさんから何か聞いています。
その中にはホンダのツナギを着たおじいさんがいました。
(さっき電話に出たのはこの人かも)と思いながら会話に耳を傾けてみると、
調布を離陸した新島第1便がトラブルで引き返してしまい、新島到着の予定が立っていない状況だそうです。
飛来する第1便に乗って調布に行くつもりだった、ターミナル内にいるお客さんたちにとっては、まさかの足止めです。
今日この後の便は既に満席のため、現在臨時便を出すことを考えているのだとか。。。
ということで、結局新島空港でヒコーキを見ることはできませんでした。
新島空港に隣接する「交通公園」。
元自動車教習所だそうです。
教習生にとって恐怖の代名詞「坂道発進」。
教習所に通ってた頃は、この坂道がまるでスキーのジャンプ台のように急峻な壁に見えたのですが、
こんなゆるゆるなんでしたっけ?
空港敷地を周り、まだ少し時間があったので、図書館に寄ってみることに。
詳しいことはこの後の記事で書きますが、この空港は陸軍飛行場→村営場外離着場→空港と変遷しており、
その様子が知りたかったのです。
図書館内に新島空港についての本があり、オイラが知りたいと思っていた疑問の答えが出ていました。
ということで、ミッションコンプリート。
レンタサイクル屋さんに戻りました。
店の奥から空港でお見かけしたホンダのツナギを着たあのおじいさんが姿を見せました。
「助かりました~」とお礼を述べたところ、「いやいや、ルスして稼がせて貰って悪いね!」とのことで、
「この後港に戻るの? じゃあ送ってやる!」とのことだったのですが、
時間は余裕だし、島を眺めながらゆっくり行きますとお気持ちだけ頂戴することに。
出港の30分以上前に余裕で港に戻ったのでした。
新島→式根島→神津島→式根島と回って、再び新島港に戻ってきた「さるびあ丸」。
なんか小島よしおがいるのかと思ったのですが、オイラの勘違いでした。
風が強く、白波が立つ状態だったのですが、無事接岸完了。
よかった~。これで無事今晩東京に戻れます。
11:55 新島出港。
さらば新島。
ということで二等客室に下りたのですが、チケットに記載された指定スペースに行ってみたら、
オイラの指定区画になんかオッサンが寝てますΣ(゚Д゚;)
ソコ、オイラの席なのに。。。オイラの席なのに。。。(つД⊂;)
このスペースは壁と荷物置きに面していて広々としていて、結構いいポジションなんです。
出港してもだれも来ないので、空席だと思ったんでしょうね。
まあココで寝たくなるオッサンの気持ちも分かるけど。。。
小心者のオイラは仕方なくオッサンの近くの空いているスペースで寝ることに。
この後船は利島、大島に寄港します。
どうなることかとハラハラしていたのですが、オッサンがむくりと起き上がり、別の場所に移ってまたぐーぐー寝てました。
な、なんてふりーだむ!(XДX)
すかさず本来の場所を確保!ε=\__〇_
東京湾に入ったところで船内放送があり、「全長50m以上の船は減速しなければならない決まりになっている」とのことで
(さるびあ丸は120m)、エンジン音が静かになりました。
東京湾に入っても携帯は圏外かアンテナ無しの状態がずっと続き、時々通話可能になります。
途中、レファレンス依頼してあった某市立図書館から、
「調査に手間取っているので、1週間後また連絡します」と留守電に入ってました。 ありがたや。
そのまま無事19時に東京竹芝桟橋に入港。
浜松町から電車を乗り継いで自宅へ向かったのでした。
これで無泊二日の東京弾丸旅行記はおしまいです。
お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
浦賀水道航路は狭くて大混雑ですからね・・・
by an-kazu (2016-05-27 00:14)
0泊2日の弾丸ツアー、お疲れ様でした。
さるびあ丸、いいですね。
離島を結ぶライフラインでありながら、丸いテールが優美に感じます。
接岸も観れたようでウラヤマシイ。
↓三宅島での接岸動画、船長の職人魂と港湾係員の気迫を感じます。
宜しければご堪能ください。
www.youtube.com/watch?v=KnQzK1R6Sms
by takkun (2016-05-27 08:35)
■an-kazuさん
おお、専門家のお言葉頂きましたm(_ _)m
■takkunさん
動画拝見しました。
すごい揺れ方(@Д@)
右舷接岸なんですね~。
by とり (2016-05-28 08:50)