アラスカ・タルキートナ・ビレッジ・ストリップ空港 [├海外の空港、飛行場]
2018年1月作成(データは作成時のものです)
SkyVector.com(中央の緑〇にくっついてるⓇ)
アラスカ州タルキートナにある「タルキートナ・ビレッジ・ストリップ空港」。
前記事の「タルキートナ空港」の西、ほんの1km程の所にあります。
1950年10月開設、BLM/ANC FIELD OFFICE 所有のプライベート空港で、
488 x 9 mの砂利敷き滑走路を有しています。
先頭のグーグルマップ、滑走路北端部分のすぐ西にどう見ても野球場が隣接しています。
一応野球場と滑走路はグリーンで仕切られていますが、周囲の車や建物の影のつき方からすると、
申し訳程度の生垣のような感じで、大した高さもなさそうです。
しかも野球場の形優先の地割になっているという。。。
両翼80mなんですが、これ、レフト線にホームラン打ったら、即滑走路ですよ(XДX)
流石、プレイヤーと観客の敷居が低いアメリカ!
日本では絶対あり得ないことだと思うんですが、こんな空港もあるんですね~。
ところで上のチャートの中央の緑〇にくっついてるⓇが当空港です。
チャートの現役飛行場マークには、必ずその飛行場の名称がつくんですが、これには名称がついておらず、
代わりに"OBJECTIONABLE"とあります。
"OBJECTIONABLE"は調べたら、「反対の出そうな」、「不愉快な」の意でした。
飛行所名もコードも記載がなくては、この飛行場について調べようがなかったのですが、
オイラ独自のIT技術(インターネット・テクニック技術)を駆使して調査したところ、
飛行場の名称が"Talkeetna Village Strip Airport"であることが判明しました。
(ホントはTalkeetna OBJECTIONABLE でググっただけ)
すると、すんなりSkyVector、AirNavどちらも当空港の頁が普通にあったのでした。
チャートに"OBJECTIONABLE"と記載されてしまうなんて、一体何があったんでしょうか。やっぱり野球場?
1989年9月9日までの1年間に、週平均134便の運航があり、
内訳はローカルゼネアビ50%、トランジットゼネアビ29%、エアタクシー21%でした。
また、5機の単発機、2機のヘリが当空港を定置場にしていました。
アラスカ・タルキートナ・ビレッジ・ストリップ空港
タルキートナ・ビレッジ・ストリップ空港 データ
Owner:BLM/ANC FIELD OFFICE
種 別:非公共用
FAA Code:AK44
標 高:346 ft. / 105 m
標 点:N62°19.14' / W150°6.97'
滑走路:1600 x 30 ft. / 488 x 9 m
磁方位:16/34
表 面:砂利
関連サイト:
AirNav/Talkeetna Village Strip Airport■
ちゃんと生垣で囲まれて、これぞ飛行場!
感覚麻痺しちゃいそうヾ(≧▽≦)ノ
by 鹿児島のこういち (2018-09-08 09:50)
■鹿児島のこういちさん
>ちゃんと生垣で囲まれて
確かに生垣で囲まれてるだけマシと思ってしまうような空港がザラにありますからね~(o ̄∇ ̄o)フフ
「空港なんて、この程度でいいんだよ」
このスタンスが、日本の空港運用や形態を変えるきっかけにならないかしらん。
なんて妄想します。
事故が起きると全国で特定の遊具が一斉に使用禁止になるうちはムリかな。
by とり (2018-09-08 10:22)