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松本空港展望デッキ [├雑談]

松本空港は、展望デッキに設置されている柵の外側に高さ3mのワイヤー製のフェンスを設置するのだそうです。

設置の理由は、「物の投げ入れなどの危険がある」とのことで、国交省からの改善指導に従ったものです。

松本空港ではこれまでこうした指導を受けたことはなかったのですが、

同省航空保安対策室は「昨今のテロの問題で、安全対策は厳しくなる方向にある」としています。

設置工事は11月末にも完了するのだそうで、これも時代の流れなんでしょうね~。

ワイヤ製にしたのは、「撮影等への配慮」とのことだそうです。

昔は羽田空港でさえ、展望デッキの一部がボーディングブリッジの上まで歩いて行けるつくりになっていて、

ヒコーキのかなり近くまで寄れたんですが。。。

もう今後は、「展望デッキに目線の高さにフェンスがない」というだけで御の字なんでしょうね~。


一方で、国内線については見送り客も保安検査場を抜けて搭乗口まで行けるようにしよう。

という緩和の動きもあります。

これは空港の民営化が進み、空港内での消費拡大を狙ったものです。

保安検査場は安全確保のための最終防衛ラインで、

搭乗客以外がここをむやみに抜けるなんて、これまではとても考えられないことだったんですが、

空港側にとって利益になる面があるのなら、創意工夫で絶対の規則も緩和できる可能性があるという好例です。

ということは、展望デッキのフェンスについても、単に「こうすれば安全は確保できる」というだけでなく、

「空港側にとってこんなにメリットがある」という何かがあるなら、なんとかなる可能性は十分あるんでしょうね。

空港関係者が思わず「おお!」と膝を打つような妙案は、サッパリ思いつきませんけども。

オイラのような一般人にとっては「たかがフェンス」ですが、撮影者にとっては大問題なんですよね~。

何かいいアイディアはないかしらん。

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