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アメリカ・アーレックソン飛行場 [├海外の空港、飛行場]

  2017年11月作成(情報は作成時のものです)  




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アラスカ州アリューシャン列島の西端、シェミア島にある「アーレックソン飛行場」。

アメリカ空軍の飛行場で、3,049x46mの舗装滑走路を有しています。

1943年5月、アッツ島まで僅か45kmのこの無人島に米国陸軍技術者が上陸し、飛行場の建設が始まりました。

第二次大戦中は対日最前線基地となり、冷戦期にはソ連に対する防人となるなど、時代の証人となった飛行場です。

空港の西側には、第二次大戦時に使用された飛行場が放棄され、残っています。

米軍もあの当時、前線基地では無蓋掩体壕造ってたんですね~

(英語版Wikiでは、shelterではなく、revetments【防壁】と表現されている)。

1994年に現役空軍基地としては閉鎖されたのですが、現在でも米空軍の飛行場であり、

給油目的のため、また民間機のダイバート用空港としても機能しており、NDB、TACAN、VORがあります。

実はこの島、成田~北米間の大圏コースに割と近く位置しており、滑走路も3,000m級なので、

もしものための頼りになる空港ではないかと思います。

当飛行場は、島名から「シェミア空軍基地」と呼ばれていたのですが、

1993年4月6日、現在の名称に変更されました。

これは、大戦中キスカ、アッツでの指揮に当たったウィリアム・O・エレクソン大佐を称えるものです。

FAAの統計では、「週平均23便の運航があり、全て軍用だった」とあるのですが、時期が不明です。



     アメリカ・アーレックソン飛行場        
アーレックソン飛行場 データ
設置管理者:U.S. Air Force
種 別:軍用
3レター:SYA
4レター:PASY
標 高:98 ft / 30 m
標 点:52°42′44″N 174°06′49″E
滑走路:10004 x 150 ft. / 3049 x 46 m
磁方位:10/28
表 面:アスファルト

関連サイト:
Wiki/Eareckson Air Station  


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