アラスカ・クリア空港 [├海外の空港、飛行場]
2018年1月作成(データは作成時のものです)
SkyVector.com(中央上側の「車両進入禁止」マーク)
アラスカ州クリアにある「クリア空港」。
前記事の「ニナナ市営空港」の南約27kmにあります。
地名からきているようですが、潔い名称の空港ですね。
「クリア空軍基地」が隣接している関係と思うのですが、軍用機の使用が全体の1/4を占めていおり、
Wikiでは空港のタイプが"Public / Military"とあります。
アラスカ州運輸公共施設局(DOT&PF)の公共用空港で、1218 x 30 mのアスファルト舗装滑走路を有しています。
2013年の1年間、週平均38便の運航があり、
内訳はトランジットゼネアビ50%、ローカルゼネアビ25%、軍用25%でした。
また、3機の単発機が当空港を定置場にしていました。
アラスカ・クリア空港
クリア空港 データ
Owner:State of Alaska DOT&PF – Northern Region
種 別:共用
ICAO Code:PACL
FAA Code:Z84
標 高:552 ft / 168 m
標 点:64°18′04″N 149°07′13″W
滑走路:3997 x 100 ft. / 1218 x 30 m
磁方位:1/19
表 面:アスファルト/good condition
関連サイト:
AirNav/Clear Airport■
アラスカ・ニナナ市営空港 [├海外の空港、飛行場]
2018年1月作成(データは作成時のものです)
SkyVector.com
アラスカ州ニナナ市の南約1.5kmにある「ニナナ市営空港」。
前記事の「ユリーカ・クリーク空港」の南東約87.8kmにあります。
1949年4月開設、ニナナ市所有の公共用空港で、北側にあるエプロンから順に、
1402 x 30 mの舗装滑走路、768 x 18 mの芝滑走路、1098 x 30 mの離着水エリアを有しています。
久々に結構な規模の空港なんですが、これだけの規模でありながら、
ターミナルビル等、空港の中心施設が見当たりません。
2013年の1年間に、週平均115便の運航があり、
内訳はエアタクシー42%、トランジットゼネアビ33%、ローカルゼネアビ25%でした。
また15機の単発機が当空港を定置場にしていました。
アラスカ・ニナナ市営空港
ニナナ市営空港 データ
Owner:City of Nenana
種 別:公共用
IATA Code:ENN
ICAO Code:PANN
FAA Code:ENN
標 高:362 ft / 110 m
標 点:N64°32.84' / W149°4.44'
滑走路:(磁方位、長さ フィート/メートル、表面、状態)
・04L/22R 4600 x 100 ft. / 1402 x 30 m アスファルト/good condition
・04R/22L 2520 x 60 ft. / 768 x 18 m 芝/good condition
・4W/22W 3601 x 100 ft. / 1098 x 30 m 水
RY 04R/22L IN SUMMER FULL LENGTH MAY NOT BE AVBL, DUE TO BEING SOFT; AVBL FOR SKI USE WHEN FROZEN.
関連サイト:
AirNav/Nenana Municipal Airport■
アラスカ・ユリーカ・クリーク空港 [├海外の空港、飛行場]
2018年1月作成(データは作成時のものです)
SkyVector.com
アラスカ州ユリーカ・クリークにある「ユリーカ・クリーク空港」。
1963年8月開設の公共用空港で、457 x 11 mの砂利敷き滑走路を有しています。
この空港、SkyVectorでもAirNavでも、オーナーが"UNKNOWN"になっていますΣ(゚Д゚;)
空港マネジャーが不明とかはこれまでもちょいちょいあったんですが、オーナーが不明というのは初めてです。
プライベート空港ならともかく、公共用空港で。というのがナゾです。
どういうことなんでしょうか??
アラスカ・ユリーカ・クリーク空港
ユリーカ・クリーク空港 データ
Owner:UNKNOWN
種 別:公共用
FAA Code:2Z2
標 高:700 ft. / 213 m
標 点:N65°10.55' / W150°13.23'
滑走路:1500 x 35 ft. / 457 x 11 m
磁方位:16/34
表 面:追加分です
SOFT WET; RUTTED; 15 FT TREES GROWING ON RY. VEHICLE EROSION HAS DETERIORATED ENTIRE SURFACE INTO DEEP RUTS. SFC NARROW, UNEVEN & ROUGH.
関連サイト:
AirNav/Eureka Creek Airport■
アラスカ・プロスペクト・クリーク空港 [├海外の空港、飛行場]
2018年1月作成(データは作成時のものです)
SkyVector.com
アラスカ州プロスペクト・クリークにある「プロスペクト・クリーク空港」。
1971年6月開設、アラスカ州運輸公共施設局(DOT&PF)の公共用空港で、
1514 x 46 mの砂利敷き滑走路を有しています。
2016年の1年間に、月平均42便の運航があり、
内訳はエアタクシー51%、トランジットゼネアビ40%、商用5%、ローカルゼネアビ4%でした。
アラスカ・プロスペクト・クリーク空港
プロスペクト・クリーク空港 データ
Owner:State of Alaska DOT&PF
種 別:公共用
IATA Code:PPC
ICAO Code:PAPR
FAA Code:PPC
標 高:1,095 ft / 334 m
標 点:66°48′51″N 150°38′37″W
滑走路:4968 x 150 ft. / 1514 x 46 m
磁方位:1/19
表 面:砂利/good condition
関連サイト:
AirNav/Prospect Creek Airport■
MRJデリバリー前倒しなるか [├雑談]
今後のデリバリー開始までの流れは、
社内飛行試験(今ここ)→型式証明試験(TCフライト)開始→型式証明取得→デリバリー開始
となっており、「型式証明試験」(以下TCフライト)では、
国土交通省のパイロットらが実際に実機を操縦して各種試験を実施します。
(国土交通省パイロットの完熟飛行は2017年8月に実施済)
これはMRJデリバリーのために残された最後にして最大の関門で、その試験は2,000時間にも及ぶとされています。
そしてこのTCフライトを早く始め、試験をスムーズに進めることができるかどうかが、
デリバリー開始時期を大きく左右します。
で、このTCフライトをいつから開始できるかなんですが、
FAA、JCAB(国土交通省航空局)ら当局からのTCフライト実施許可を得ないと始めることができません。
そしてここが問題なんですが、”これをクリアすればTCフライトを実施してよろしい”
という具体的なチェックリストは存在しません。
飽くまで全体の進捗を見たFAA様から「MRJはTCフライトを開始するレベルに達している」
と認めてもらわなければならないのです。
「この項目を全部クリアできたらTCフライト始めていいよ」というリスト的なものがあれば、
TCフライト開始まで、MRJが現在どの位置にいるのか、
ひいてはデリバリー時期もある程度予想がつきそうなんですが、なんだかふわっとしてますね。
ともかく三菱航空機としては、
「MRJはTCフライト開始できるレベルにあります」と当局に理解してもらえることを目指して頑張るしかありません。
ということで三菱航空は、ワシントン州モーゼスレイクのグラント・カウンティ国際空港に、
拠点となる「モーゼスレイク・フライトテスト・センター」を設けており、
同施設では2018年6月現在4機態勢で飛行試験を実施しています。
(1号機~4号機の4機に加え、今後7号機と10号機もここにフェリーされ、6機体制で試験飛行をする予定)
そして、一応三菱側としては10月以降にもTCフライトに入れるよう準備を進めているのだそうです。
三菱航空機の水谷社長は今年4月18日の会見の際、
「昨年来、お約束している初回納入スケジュールである2020年半ばを、ギリギリ守ることができるという認識で、作業に勤しんでいる。」
と話していました。
社長御自ら「ギリギリ守れる」と仰っていましたので、
(本当にスケジュールギリギリなんだなぁ。こっ、これは6度目の延期あるかも(´・ω・`) )
なんて思ってました。
ところがそれから約4ヵ月後の8月8日、開発責任者アレクサンダー・ベラミー氏は中日新聞の単独取材に対し、
「TCフライトを19年末までに終え、2~3カ月後には型式証明を取得できるだろう」と語りました。
もし本当にこの通りのスケジュールで順調に進んだら、デリバリー開始の時期が従来の「2020年半ば」から、
「2020年初め」に前倒しになる可能性があります。
MRJのデリバリー時期については、延期に次ぐ延期でしたから、これはちょっといいニュースですね。
三菱によりますと、社内飛行試験は順調に進んでいるとのことで、TCフライトも順調に進むといいのですが。。。
数年前から、そしてボーイングとエンブラエルの件があってからここ最近は特に、なんだかもうMRJはお先真っ暗。
という論調が多かったですけど、ともあれTCフライトまであと少し(かも)というところまで来たんですね。
順調にデリバリーまで進んでいって欲しいです。
ということで、次回からまた「アラスカ強化月間」デスヨ
千葉県・東葛飾高等学校(旧ニコン軍需工場) [├場所]
2018年6月訪問 2022/1更新
撮影年月日1947/10/23(USA R393 50)■
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)
千葉県柏市にある「千葉県立東葛飾高等学校」。
■「航空年鑑昭和15年」大日本飛行協会編(昭和16年発行)「學校グライダー部一覽」(昭和15年10月現在)
の中で、千葉縣立東葛飾中學校に東葛飾中學校滑空部があり、「校庭」「柏航空隊」とありました。
現在とは少々異なってますが、当時は敷地の北西側が校庭ですので、
ここで滑空訓練をしていたんですね。きっと。
この記事的にはこの東葛飾中学が主役なんですが、
先頭のグーグルマップでは競馬場の方が広くて、圧倒的に目立ってますね^^;
この競馬場、戦中はニコンの軍需工場だったそうです。
赤マーカー地点。
千葉県・東葛飾高等学校
東葛飾高等学校 データ
所在地:千葉県柏市旭町3丁目
座 標:N35°51′42″E139°57′53″
標 高:21m
滑走帯:150mx140m
(座標、標高、滑走帯長さはグーグルアースから)
沿革
1940年10月 この頃校庭にて滑空訓練実施
関連サイト:
ブログ内関連記事■
この記事の資料:
「航空年鑑昭和15年」大日本飛行協会編(昭和16年発行)
五井水上基地跡地 [├国内の空港、飛行場]
2018年6月訪問 2022/1更新
撮影年月日1947/02/22(USA M50 115)■
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)
千葉県市原市にあった「五井水上基地」。
ここも情報が極端に少なくて、ずっとナゾの基地だったんですが、
■防衛研究所収蔵資料:「海軍航空基地現状表(内地の部)」(昭和二十年八月調)の中に当基地の情報がありました。
以下引用させて頂きます。
位置:千葉県市原郡五井町
基地名:五井(水)
最寄駅よりの方位距離粁:房総西線五井駅NW3
飛行場:台2基
用地面積(除飛行場):敷地2.500x700
主要機隊数、主任務、隧道並に地下施設、掩体 記載なし
其の他記事:工事約50%にて中止す 港内浚渫の土砂にて陸飛行場
(千葉空)を計画せり
まず基地名ですが、凡例の項目に基地名欄についての説明がありました。
〇印…別図あり
(両)…水上陸上両基地
(水)…水上基地
ということで、「五井(水)」とありますから、「五井水上基地」ということですね。
次の「最寄駅よりの方位距離粁」ですが、「房総西線五井駅NW3」とあります。
五井駅は現在JR内房線なので、「房総西線ってナニ?」 という感じだったんですが、
Wiki先生によりますと、
蘇我駅 - 木更津駅 - 安房鴨川駅間は昭和8年~昭和47年まで、
房総西線(ぼうそうさいせん)として分離していたんだそうです。
実は五井駅から正確にNW3だと、当時はまだ海面でした(先頭のグーグルマップ青マーカー)。
航空写真で見ると、正確にNW3の位置から少し東側にいかにもな白っぽい箇所があるので、
コレが基地ではないかと。
また、「敷地2.500x700」とあり、水上基地としては異様な広さなんですが、
「其の他」の項目では、「港内浚渫の土砂にて陸飛行場(千葉空)を計画せり」とあります。
「千葉空」ですって!
そんな計画があったんですね(@Д@)
同資料内では、同じく千葉県の館山が「館山水上陸上両基地」として記載されています。
館山基地は広大な敷地に滑り台と1,000m滑走路を2本有する基地でしたから、
五井も当初はこういう大規模な基地を目指していたのかも。
「敷地2.500x700」とありますが、
上の1947年の航空写真で白く映っている部分は最大でも1,800mしかありません。
「工事約50%にて中止す」とある通り、本当はもっと大きくするつもりだったんでしょうね。
上側になんか細長い部分がありますが、これは埋立途中のものなのかも。
当基地は資料にある通りまだまだ造成途上で、実際にどの程度使用していたのか不明です。
■「21世紀へ伝える航空ストーリー 戦前戦後の飛行場・空港総ざらえ」の中にこんな説明がありました。
木更津港の浚渫の土砂で東京湾を埋め立て、陸上飛行場と千葉海軍航空隊を造成することが計画にあったが、工事半ばで中止になったという。
赤マーカー地点。
現在はAGC旭硝子工場になっています。
千葉県・五井水上基地跡地
五井水上基地 データ
設置管理者:海軍
種 別:水上機基地
所在地:千葉県市原郡五井町(現・市原市五井海岸)
座 標:N35°32′03″E140°05′16″
標 高:3m
滑走台:2
敷 地:2,500mx700m(資料より)
(座標、標高はグーグルアースから)
関連サイト:
ブログ内関連記事■
この記事の資料:
防衛研究所収蔵資料:「海軍航空基地現状表(内地の部)」(昭和二十年八月調)
「21世紀へ伝える航空ストーリー 戦前戦後の飛行場・空港総ざらえ」
東北、関東・5 [■旅行記]
Ⓐ道の駅あずの里いちはら→Ⓑ五井水上基地跡地→Ⓒ東葛飾高等学校→Ⓓ自宅
3:25 起床
3:55 道の駅あずの里いちはら出発
4:25 見学ポイント近くの公園についたけど、曇っててまだ少し暗いので時間調整
台風5号、本日大東島に最接近。
梅雨前線を刺激し関東南部は朝から大雨の予報でした。
4:40 五井水上基地跡地
5:55 東葛飾高等学校
これにて今回の予定ポイント全部終了(積み残しあり)。
6:20 デニーズで焼き鮭朝食
8:20 自宅近くで給油、買い物
8:35 自宅着
東京湾から埼玉の自宅までなんて、平日の日中なら気が遠くなるほど時間かかりそうなんですが、
休日の朝の時間帯だったのでほとんど混まずに戻って来れたのでした。
それから今回出発時に、「財布の中身がナント1万円チョイ」という、
オイラの中の全米を震撼させたキャッシュクライシスがあったんですが、
結局今回の旅行の総支出は21,705円、そのうちガス代が14,609円でした。
現金はほとんで使わなかったので余裕でした。
それもこれもTカード様のおかげ。
時代はキャッシュレス。と改めて実感したのでした。
これで東北、関東強化月間は終了です。
長々とお付き合い、ありがとうございました。
(もう続かない)
本日の走行距離:127km
総走行距離数:2,219km
千葉県・香取航空基地周辺の掩体壕 [├場所]
2017年11月、2018年6月訪問 2022/1更新
撮影年月日1946/02/13(USA M44-A-5VV 297)■
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)
千葉県旭市にあった「香取航空基地」。
そのすぐお隣、西南西約3kmにある匝瑳市(そうさし)には、航空機用よりもずっと小さい掩体壕が2つ現存しています。
・掩体壕A(赤マーカー・アルファベットは便宜上振ったものです)
高角砲台の物資格納庫ではないかと言われているのだそうです。
千葉県・香取航空基地周辺の掩体壕
香取航空基地周辺の掩体壕 データ
所在地:千葉県匝瑳市椿
座 標:A:N35°43′01″E140°34′58″ B:N35°42′52″E140°34′55″
標 高:11m
(座標、標高はグーグルアースから)
関連サイト:
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阿見飛行場(廃止後) [├国内の空港、飛行場]
2018年6月訪問 2022/1更新
撮影年月日 1980/10/23(昭55)(CKT805 C11C 25)■
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)
2015年2月に廃止となり、その後ソーラー発電所となった阿見飛行場跡地。
プレートが残ってました。
入り口入った所、当時は飛行場事務所、格納庫等があったのですが。。。
R/W09エンド
旧滑走路(全長720メートル)に敷き詰めたパネルは16,704枚。
これは一般家庭約1,200世帯分に相当するのだそうです。
茨城県・阿見飛行場(廃止後)
阿見飛行場(廃止後) データ
発電事業者:小学館不動産
名 称:阿見太陽光発電所
区 分:太陽光発電設備
所在地:茨城県稲敷郡阿見町島津3440
発電出力:1,760.0kw
標 点:N36°01′26″E140°16′00″
標 高:20.05m
沿革
1980年 開港
2015年02月 5日廃止
09月 25日運転開始
10月 28日 「阿見飛行場メガソーラー」竣工式
関連サイト:
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