朝鮮・海雲台飛行場(水営飛行場)跡地 [└日本統治時代の飛行場]
2024年10月 記事作成(未訪問)
大韓民国 釜山広域市 海雲台(ヘウンデ/かいうんだい)区にあった日本陸軍の「海雲台飛行場」。
■陸軍飛行場要覧(北海道・朝鮮)に資料があり、先頭のグーグルマップはここから作図しました。
(無断転載不可のためご覧になりたい方は、戦史史料・戦史叢書検索→キーワード入力欄に【陸軍飛行場要覧(北海道・朝鮮)】と入力→9コマ)
掩体 大一八ヶ所
収容施設 三〇〇名分
と記されていました。
■千葉清士 著『笹舟 : 自伝抄』236p(以下3点 国立国会図書館デジタルコレクションで読めます)。
「昭和二十年に入ると戦争はいよいよ激しさを増した。桂一は国民服に巻脚絆・戦闘帽・鉄帽・ガスマスク・水筒・雑蓑姿で隣組の人々と郊外の海雲台飛行場建設に毎日のように刈り出されるようになった。」
■誰に叫ばん : 元陸軍少年飛行兵第十二期生の記録612p
「釜山府海雲台飛行場に無事到着。五、六、七月と木浦派遣隊付となり、爆弾を翼下につけ、悪天候、払暁、薄暮、夜間を問わずに船団の援護に努力した。」
■端午之群像 69p
「二十年当初、遂に懐かしの赤い夕陽の満州をあとにして5航軍(下山琢磨中将)の指揮下に入って、朝鮮・海雲台飛行場に移駐し、木浦及び済州島を前進基地として対潜警戒と、青島との中間以東の船団護衛に任じた。」
本土航空作戦記録 (文書名: Japanese Monographs = 日本軍戦史 ; Monograph No. 23) (ボックス番号: 3)■
本土決戦の際、米軍が郡山付近に上陸した想定の飛行部隊展開配置図。
飛行場も作戦に組み入れられていました。
詳しくは潭陽飛行場記事をご覧ください■

「来信綴 日本軍連絡部(4)」JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C15010558200、「昭和20.8―10 来信綴 日本軍連絡部」(防衛省防衛研究所)
戦後の来信綴なので、米軍将校?の名前や英文が含まれるものが多いです。
朝鮮・海雲台飛行場跡地
海雲台飛行場 データ
設置管理者:日本陸軍
種 別:陸上飛行場
所在地:大韓民国 釜山広域市 海雲台区 水営江左岸
座 標:35°10'18.8"N 129°07'39.7"E
標 高:7m
滑走路:1,800mx300m
方 位:15/33
(座標、標高、方位はグーグルアースから。滑走路長さは防衛研究所資料から)
関連サイト:
ブログ内関連記事■
朝鮮・密陽飛行場跡地 [└日本統治時代の飛行場]
2024年9月 記事作成(未訪問)
大韓民国慶尚南道の東部にある密陽(ミリャン/みつよう)市。
ここに日本陸軍の「密陽飛行場」がありました。
滑走路の正確な位置、長さ、向き等不明です。
そのため先頭のグーグルマップは、オイラの想像で作図しています。
後述しますが、現存する掩体壕の配置からおおよその滑走路位置を決めました。
現存する掩体壕は小型機用なので、戦闘機専用の小さな滑走路が建設されたのかもしれないのですが、
せっかくこれだけ飛行場におあつらえ向きの恵まれた場所なので、1,800mx100mで作図してあります。
こんなだった(かもしれない)という程度のものですので、ご了承くださいませ。
【密陽飛行場】で検索すると、アジ歴でも国立国会図書館デジタルコレクションでも、
一切ヒットしません。
それで【밀양 비행장 일본군】(密陽飛行場 日本軍)でググったら、
地元記事が多数ヒットしました。
■Cultural Heritage Wiki/밀양 구 비행기 격납고(密陽区飛行機格納庫)■
によれば、小型有蓋掩体壕(幅13m、高さ3m)が4基建設され、そのうちの2基が現存していること、
掩体壕と滑走路、それらを結ぶ誘導路は終戦で未完であること等記されていました。
■밀양 구 일본군 비행기 격납고(密陽区日本軍飛行機格納庫)■
には、済州島の掩体壕も掲載されている他、
特に当飛行場の2基の掩体壕(先頭のグーグルマップ青マーカー、黄マーカー)の様子を掲載しておられ、
掩体壕や滑走路跡地に零戦の模型を持ち込んで当時を妄想想像したり、
4基の掩体壕と滑走路を結ぶ誘導路の想像図まで作成しておられ、
オイラのような一般人には及びもつかない熱量でした。
特に青マーカーの掩体壕は、特異な活用をしている内部写真を掲載しておられ、興味のある方は必見です。
ここまで内部に手を掛けているのは、松山空港近くで内部を事務所に改造した掩体壕以来です。
4基の掩体壕は一定間隔で建設されていたのだそうで、
グーグルアースの過去画像で如何にもな場所を探したのですが、見つかりませんでした。
本土航空作戦記録 (文書名: Japanese Monographs = 日本軍戦史 ; Monograph No. 23) (ボックス番号: 3)■
本土決戦の際、米軍が郡山付近に上陸した想定の飛行部隊展開配置図。
密陽飛行場も作戦に組み入れられていました。
詳しくは潭陽飛行場記事をご覧ください■
赤マーカー地点。
滑走路方向。
「滑走路方向」とは言っても、滑走路の正確な位置、向きは不明なので、
飽くまでオイラの想像なのですが、滑走路建設にはおあつらえ向きな風景が広がっています。
青マーカー地点。
2005年9月14日、国家登録文化財第206号に登録されたみたいです。
朝鮮・密陽飛行場跡地
密陽飛行場 データ
設置管理者:日本陸軍
種 別:陸上飛行場
所在地:大韓民国慶尚南道密陽市
座 標:35°26'50.6"N 128°45'32.8"E?
標 高:4m?
滑走路:1,800mx100m?
方 位:16/34?
(所在地はグーグルアースから。それ以外は全て推定)
関連サイト:
ブログ内関連記事■
■旅行記・リスト■ [■旅行記]
2003年
新潟,石川・1
新潟,石川・2
新潟,石川・3
新潟,石川・4
2004年
沖縄・1
沖縄・2
沖縄・3
沖縄・4
沖縄・5
関東
東北・1
東北・2
東北・3
九州・1
九州・2
阿蘇山
2006年
先島・1
先島・2
先島・3
先島・4
先島・5
先島・6
沖縄・1
沖縄・2
沖縄・3
新潟
高知
YS-11 搭乗記
九州・1
九州・2(1)
九州・2(2)
九州・3
九州・4,5
アメリカ・1
アメリカ・2
アメリカ・3
アメリカ・4
アメリカ・5
2007年
新潟空港
沖縄行ってきます
とり@那覇市
とり@今夜も那覇市
うりずんにご用心!
沖縄旅行・1 那覇、南大東島
沖縄旅行・2 シュガートレイン、日没
沖縄旅行・3 海軍棒、塩屋海岸
沖縄旅行・4 北大東島の日没
沖縄旅行・5 沖縄最東端
沖縄旅行・6 波照間行き
沖縄旅行・7 日本最南端の碑
沖縄旅行・8 波照間空港
沖縄旅行・9 「さようならT先生」
沖縄旅行・10 久米島
沖縄旅行・11 ゴッパチドライブ
沖縄旅行・12
調布飛行場→神戸空港
JAPCON 新社屋落成式典
C58-16
神割崎
志津川湾
入港
出港
新潟港
車中泊
東北旅行・2日目
東北旅行・3日目
中部 車中泊 その1(奈良井木曽の大橋の話)
中部 車中泊 その2(ガス欠でピンチ!の話)
中部 車中泊 その3(滑空場の夕日がキレイだったという話)
中部 車中泊 その4(おんじの話)
中部 車中泊 その5(紅葉がキレイだった話)
沖縄旅行 その1(自宅から那覇へ移動した話)
沖縄旅行 その2(ひめゆりの塔、那覇タワー、海中道路、アメリカンビレッジ)
沖縄旅行 その3(やんばる亜熱帯園、今帰仁城跡)
沖縄旅行 その4(首里城、居酒屋)
沖縄旅行 その5(自宅に戻った話)
2008年
新潟・1(自宅から山越えして新潟に向かった話)
新潟・2(新潟空港と港をうろついた話)
新潟・3(自宅に帰る話)
沖縄行き・1(すっごいドキドキした話)
沖縄行き・2(瀬長島でヒコーキ見物の話)
沖縄行き・3(瀬長島で野球見物の話)
沖縄行き・4(4日分かよっ!という話)
また沖縄・1 首里城取り止め!(ふくさんがやってくれた話)
また沖縄・2 那覇タワー(那覇タワーイイ!という話)
また沖縄・3 美ら海水族館(美ら海水族館に行った話)
また沖縄・4 滑走路の行方(滑走路をうろついた話)
また沖縄・5(帰る話)
高校生日記・01(東京駅のホームに至るまでの話)
高校生日記・02(テツをやめた話)
高校生日記・03(鹿児島で右往左往の話)
高校生日記・04(とってもお世話になった話)
高校生日記・05(船乗りにパシらされる話)
高校生日記・06(甘酸っぱくない話)
高校生日記・07(兄さんにパシらされる話)
高校生日記・08(戻る話)
北海道・1(場所確保大事!という話)
北海道・2(部屋に入れない話)
北海道・3(性格変えないといけない話)
北海道・4(人のカメラに触った話)
北海道・5(雨で大ショック!の話)
北海道・6(お巡りさんに「全然寒くないです」と言い張った話)
北海道・7(6月なのに震えた話)
北海道・8(ノリ弁の美味しさに涙した話)
北海道・9(人の話はちゃんと聞かないとダメ!という話)
中国、四国・1(風呂に入れなかった話)
中国、四国・2(四国に入った話)
中国、四国・3(天気予報に引っ張り回される話)
中国、四国・4(エンジンブレーキの話)
新潟、山形、福島旅行(ふくスカにいく前にあちこちうろついた話)
グアム・1(シャワーの使い方が分からない話)
グアム・2(見えない、食べられない、動けない話)
グアム・3(オイラは踊れないという話)
グアム・4(オイラは英語しゃべれないという話)
グアム・5(きっぱり断れない話)
グアム・6(信頼されない、見つけられない、負けられない話)
グアム・7(発見できない、給油できない、買い物できない話)
グアム・8(フォーマル持ってない話)
グアム・9(特売の大根の話)
2009年
北海道旅行・1(老人パワーに負けた話)
北海道旅行・2(寒さに負けた話)
北海道旅行・3(思い出に負けた話)
北海道旅行・4(サイクリングに負けた話)
北海道旅行・5(渋滞に負けた話)
北海道旅行・6(悪天候に負けた話)
九州旅行・1日目(SF社長にお会いした話)
九州旅行・2日目(ホバークラフトに乗った話)
九州旅行・3日目(掩体壕を見まくった話)
九州旅行・4日目(上)(火山灰がすごかった話)
九州旅行・4日目(下)(島の生活の話)
九州旅行・5日目(島から鹿児島に上がった話)
九州旅行・6日目(戻った話)
また九州・1日目(車でGO! の話)
また九州・2日目(種子島、屋久島に行った話)
また九州・3日目(福江、博多に行った話)
また九州・4日目(関西に行った話)
また九州・5日目(南紀、名古屋に行った話)
2010年
(小)雪の新潟空港(R/W10エンドに行った話)
北海道旅行・1(見る所多くて大変な話)
北海道旅行・2(カラスに襲われた話)
甲子園に行った話
北海道旅行・3(カメになりそうだった話)
北海道旅行・4(大回りをした話)
北海道旅行・5(ギリギリセーフの話)
北海道旅行・6(大ショックだった話)
富士山(など)の写真(富士さんとかの写真の話)
2011年
新潟紀行(日帰りドライブの話)
北部九州旅行・1(博多港に辿り着けず!!>< の話)
北部九州旅行・2(何もかもうまくいかない話)
甲子園紀行(また甲子園に行った話)
北部九州旅行・3(いろいろ捕まる話)
北部九州旅行・4(1日2島回った話)
北部九州旅行・5(毛虫に襲われた話)
南九州旅行・1(資料忘れた話)
南九州旅行・2(お風呂を探して彷徨った話)
ふくスカ・リンゴ祭り(ふくスカに行った話)
南九州旅行・3(雨が降り始めた話)
南九州旅行・4(すんごい降ってた話)
南九州旅行・5(帰った話)
日帰り新潟(新潟をコンプした話)
東北旅行・1(秋田をコンプした話)
東北旅行・2(青森をコンプした話)
東北旅行・3(岩手をコンプできなかった話)
東北旅行・4(山形県、宮城県をコンプできなかった話)
東北旅行・5(福島県をコンプした話)
(福島と)栃木へ行った話・1(詳しくは書いてないけど、前回の旅行で詐欺に遭ったことが判明した話・怒)
栃木に行った話・2(ふくスカに行った帰りに栃木に寄っているので2から始まってる話)
栃木へ行った話・3(丸2日費やしても栃木回りきれなかった話)
中部・近畿旅行・1(連続で閉まってた話)
中部・近畿旅行・2(夕焼けがキレイだった話)
中部・近畿旅行・3(山で彷徨った話)
中部・近畿旅行・4(お風呂に入れなかった話)
中部・近畿旅行・5(またまた空振りだった話)
名古屋に行った話(そのままの話)
日帰り栃木(栃木でアチコチ寄った話)
吉見百穴と新田荘歴史資料館に行った話(あかでみっくな一日だった話)
2012年
沖縄旅行・1(とてもはかどった話)
沖縄旅行・2(牛さんと船に乗った話)
沖縄旅行・3(酔った話)
沖縄旅行・4(最北端の話)
沖縄旅行・5(頭痛腰痛に悩まされた話)
沖縄旅行・6(自宅に戻った話)
東京・埼玉に行った話(日帰り見学)
千葉県を回った話・1(結構回れた話)
千葉県を回った話・2(宿題がいっぱい残った話)
2012 ふくスカ りんご祭り・1(今年もふくスカに行った話)
2012 ふくスカ りんご祭り・2(メインイベントの話)
東北、茨城に行った話・1日目(今年も東北を回った話)
東北、茨城に行った話・2日目(夕焼けが怖かった話)
東北、茨城に行った話・3日目(茨城の長老からいろいろ教えていただいた話)
近畿、中国に行った話・1(お客さんのお宅から直行した話)
箱根(親戚と箱根に行った話)
近畿、中国に行った話・2(日没に追われた話)
近畿、中国に行った話・3(競馬場に入った話)
近畿、中国に行った話・4(脱輪しかけた話)
近畿、中国に行った話・5(滑走路まで辿り着けなかった話)
(福島と)茨城に行った話・1(報われない話)
茨城に行った話・2(入れない話)
九州に行った話・1(出られない話)
九州に行った話・2(鹿児島の親切なおぢさんたちの話)
九州に行った話・3(ドア開けられた話)
九州に行った話・4(自重した話)
九州に行った話・5(雨に追いかけられた話)
中国地方に行った話・1(また出掛けた話)
中国地方に行った話・2(痛恨のミス!!の話)
中国地方に行った話・3(太平洋側に行った話)
中国地方に行った話・4(ステキなシーザーサラダおじさんの話)
てつのくじら館(掃海艇の任務に驚いた話)
大和ミュージアム(小さく造ろうとしていた話)
中国地方に行った話・5(危なかった話)
栃木県と茨城県に行った話(弟と回った話)
2013年
千葉県を回った話(日帰りの話)
(東京と)千葉に行った話(東京とほほ。な話)
山口県(と広島県)に行った話・1(出発が遅れて移動のみになった話)
山口県(と広島県)に行った話・2(クレーンが撮れて嬉しかった話)
山口県(と広島県)に行った話・3(風光明媚な観光地を回った話)
山口県(と広島県)に行った話・4(いきなり抱きつかれた話)
山口県(と広島県)に行った話・5(自宅に戻れない話)
沖縄旅行・1(着いたらスコールだった話)
沖縄旅行・2(アフリカマイマイ怖いという話)
沖縄旅行・3(雨の瀬長島の話)
沖縄旅行・4(国際通りを歩いた話)
沖縄旅行・5(那覇空港の話)
沖縄旅行・6(スカイマークのイメージが急上昇した話)
北海道旅行・1(また北海道を走った話)
北海道旅行・2(シカと走った話)
北海道旅行・3(ライフル持ったソルジャーから走って逃げた話)
北海道旅行・4(フロアを彷徨った話)
北海道旅行・5(走れなくなった車の話)
北海道旅行・6(振り掛けられなかった話)
八丈島、三宅島・0(前フリの話)
八丈島、三宅島・1(いろいろまごついた話)
八丈島、三宅島・2(血が!の話)
八丈島、三宅島・3(とっても怖かった話)
八丈島、三宅島・4(無事船に乗れた話)
九州旅行・1(鹿児島にGO! の話)
九州旅行・2(朝焼けがキレイだった話)
九州旅行・3(今回は間に合った話)
九州旅行・4(日韓関係について考えさせられた話)
九州旅行・5(カニに文句を言われた話)
九州旅行・6(朝からラーメン食べた話)
関東、東北旅行・1(おじいさんからいろいろ伺うことができた話)
関東、東北旅行・2(普通にエンジンを止めた話)
関東、東北旅行・3(普通にエンジン掛からない話)
2014年
大島、神津島・1(大島のキョンの話)
大島、神津島・2(大慌てした話)
大島、神津島・3(無事に戻った話)
四国~東京・1(四国に向かった話)
四国~東京・2(順調に進んだ話)
四国~東京・3(大勢の長老からお話を伺った話)
四国~東京・4(ギリギリだった話)
四国~東京・5(怒られた話)
四国~東京・6(ギリギリまでほっつき歩いた話)
埼玉県、群馬県を回った話(オイラの夏休みの話)
2015年
高崎市に行った話(食い気に負けた話)
茨城県に行った話(hiroさん ありがとうございます! という話)
Tさんと回った日(787やっと見た話)
群馬に行った話(いろんな生き物に襲われた話)
千葉県を回った話(滑走路が残ってるかとっても心配だった話)
中部・1(シャトレーゼは全国規模! という話)
中部・2(踊ってなしい歌ってない話)
中部・3(砂浜にビビった話)
中部・4(ギリギリセーフの話)
中部・5(Fさんと食べ納めの話)
東海、近畿・1(Fさんのお見舞いに出掛けた話)
東海、近畿・2(紀伊半島がデカかった話)
東海、近畿・3(今回の旅行の主目的を果たした話)
東海、近畿・4(イオンのBGMに驚いた話)
東海、近畿・5(朝からデニった話)
東海、近畿・6(関西の道路事情の話)
中国・1(FさんのPCを運んだ話)
中国・2(未明の山上で右往左往した話)
中国・3(美人の湯に入った話)
中国・4(島に足止め!の話)
中国・5(手がカサカサの話)
中国・6(無事自宅に戻った話)
2016年
神奈川県(鶴見区役所にお世話になった話)
東京・1(ヘンな組み合わせの話)
東京・2(席をとられた話)
神奈川県+羽田(再び神奈川に行った話)
埼玉県、群馬県(4月)(アツく語ってしまった話)
九州・1(停滞していた話)
九州・2(寒かった話)
九州・3(ズレていた話)
九州・4(計画通りに進まない話)
九州・5(ワイエスを見た話)
九州・6(最後腰が痛くなった話)
関西、中国、四国・1(エマージェンシーランディング・デュー・ツー・閃輝暗点の話)
関西、中国、四国・2(いろいろとワタワタした話)
関西、中国、四国・3(言い聞かせた話)
関西、中国、四国・4(喉が痛い話)
関西、中国、四国・5(すかさず撮った話)
関西、中国、四国・6(やまかけうどんの話)
北海道、東北・1(緊急搬送ヘリがやってきた話)
北海道、東北・2(「やませ」の話<まみじゃないよ>)
北海道、東北・3(津軽海峡を渡った話)
北海道、東北・4(おいなりさんが赤い話)
北海道、東北・5(福島で積み残しの話)
北海道、東北・6(自宅に戻った話)
神奈川、東京、埼玉(日帰りで周った話)
2017年
1月・高萩飛行場跡地へ(逆に近場は逆になかなか行けないという話。逆に)
防衛研究所に行った話(そのまんま2月に行った話)
沖縄・1(荷物と服装で慌てた話)
沖縄・2(ターミナルで慌てた話)
九州、中国・1(Fさんとカラオケボックスで一夜を明かす計画が倒れた話)
九州、中国・2(ヒコーキを使った挙句、たどり着けなかったという残念な話)
九州、中国・3(降られた話)
九州、中国・4(いろいろ積み残した話)
九州、中国・5(ナマ水上機の話)
九州、中国・6(戻って即仕事の話)
福島県(ホテル抜け出した話)
千葉県を周った話(Kさん本当に本当にありがとうございました。という話)
2018年
中部(関東、関西)・1(準備不足でちょっと出遅れた話)
中部(関東、関西)・2(視線がイタかった話)
中部(関東、関西)・3(逃げるように退散した話)
中部(関東、関西)・4(余震が心配だった話)
東北、関東・1(お金あまり持って来なかった話)
東北、関東・2(普通の店舗に戻っていて安心した話)
東北、関東・3(いろいろ考えさせられた1日の話)
東北、関東・4(吠えられたり鳴かれたりした話)
東北、関東・5(スイスイ帰れた話)
軽井沢に行った話(2015年3月の話)
2018/11/3(土)(自宅近くからBIを見た話)
新宿に行った話(久々に師匠にお会いした話)
2019年
埼玉県、千葉県を周った話(仕事のついでに日帰りで周った話)
東北・1(服装失敗した話)
東北・2(すごい走った話)
東北・3(福島はまだまだ大変な話)
東北・4(漢字の読み方を聞いておけばよかった話)
中部、近畿、中国・1(迂回できない話)
中部、近畿、中国・2(インシデント発生!の話)
中部、近畿、中国・3(やらかしてしまった話)
中部、近畿、中国・4(豆腐が旨かった話)
中部、近畿、中国・5(万一の時の話)
防衛研究所に行った話(毎年恒例の話)
2020年
熱海に行った話(これが当分のお泊り旅行納めとなった話)
東京に行った話(すごく寒かった話)
2021年
栃木と福島に行った話(原発とコロナの話)
千葉に行った話(マムシが怖くて行けない話)
東京、千葉に行った話(癒された話)
2022年
群馬県に行った話(会えなかった話)
千葉に行った話(マムシリベンジの話)
2023年
長野県に行った話(足跡が怖かった話)
新潟空港に行った話(トンネルが快適だった話)
群馬に行った話(中島飛行機見学ツアーの話)
中部・1(久々の車中泊の話)
中部・2(辿りつけない話)
中部・3(足をくじいた話)
中部・4(バレた話)
東北・1(事なきを得た話)
東北・2(これで勝つる!な話)
東北・3(台湾の皆さん本当にありがとうございますm(_ _)m )
北海道・1(個室化してた話)
北海道・2(アドレナリン大放出話)
北海道・3(スケジュール決めるの難しい話)
北海道・4(整った話)
北海道・5(ヘロヘロになった話)
東京さ行った話(そこらへんの草の話)
山梨に行った話(自動車館には入らなかった話)
茨城と千葉に行った話(通報されずに済んだ話)
近畿・1(早めに帰る話)
近畿・2(もろたらもろての話)
近畿・3(予約済みの話)
名古屋・1(ちょっと仮眠の話)
名古屋・2(本眠になってた話)
名古屋・3(味噌煮込みうどんおいしい話)
中国四国・1(忘れた話)
中国四国・2(朝焼けがキレイだった話)
中国四国・3(間に合った話)
中国四国・4(ホンダセンシング様々な話)
中国四国・5(燃料の減りがパナイ話)
2024年
九州・1(まるで精密機械な話)
九州・2(大誤算な話)
九州・3(事前に偵察した話)
九州・4(初めて使った話)
九州・5(海老名SAでは給油できない話)
奄美群島・1(前編)(旅行中止??な話)
奄美群島・1(後編)(中止を回避できた話)
奄美群島・2(欠航しそうな話)
奄美群島・3(また遅延した話)
奄美群島・4(鶏飯が超絶美味かった話)
奄美群島・5(知らない事だらけな話)
中四国九州・1(顔バサ問題の話)
中四国九州・2(事案案件の話)
中四国九州・3(勝てる話)
中四国九州・4(渋滞にハマった話)
中四国九州・5(スタ丼大好きな話)
朝鮮・晋州飛行場跡地(推定位置) [└日本統治時代の飛行場]
2024年9月記事作成
大韓民国慶尚南道西部にある晋州(チンジュ/しんしゅう)市。
かつてここに日本陸軍の「晋州飛行場」がありました。

「3 飛行場及施設」JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C13070029200、順天麗水宝城地区兵要地理(防衛省防衛研究所)
泗川飛行場(上段)と晋州飛行場(下段)の情報がありました。
以下晋州飛行場部分です。
此の地域に於て如何なる飛行場が利用出来るかそれは何の飛行場か
晋州飛行場
其等の飛行場は現在如何なる状態に在るか
不明
如何なる機種がその飛行場を使用出来るか
終戦時 単発機(泗川飛行場との関連で秘匿飛行場として設定)
飛行場位置の海面高度、飛行場の形状、排水施設、滑走路の長さ、幅及素質
晋州東側、河の西北側
長方形(概ね?南北長)
排水施設特別のものなし
滑走路 砕石 転圧
一二〇〇x八〇(概ね南北)
格納施設(格納庫の構造)
土製無蓋掩体(凹型)
約三〇
燃料貯蔵施設
特別のものなし
丘陵等飛行障碍物
離着陸方向には大なる障害物なし
滑走路拡張の余地ありや、その位置
拡張困難
道路及鉄道の便宜
■■より晋州に鉄道?あり
道路は晋州市街道路
能力、如何なる引込線及支線があるか
なし
この飛行場については位置特定につながる情報がほとんどなくて、
オイラが調べた限り、上に貼った資料の「飛行場位置の~」にある記述が唯一と思います。
該当部分を抜き出すと、
・晋州東側、河の西北側
・長方形(概ね?南北長)
・一二〇〇x八〇(概ね南北)
とあります。
現在グーグルマップ上に「晋州」と表記されている場所は如何にも晋州の中心地っぽいのですが、
この場所の「東側」はいきなり山地が続いており、とても飛行場という感じがしないですし、
「河の西北側」からも大きく外れます。
この二つの条件は相容れないのでは…と悩んだのですが、古い地図で確認すると、
晋州の中心地は、先頭のグーグルマップの赤マーカー地点の辺りでした。
ここから見て「東側」で、且つ(なんとなく)「河の西北側」ということなら、
まだなんとかなりそう。
ということで、グーグルアースで標高の変化を見ながら適地を探したのでした。
作図した滑走路位置、飛行場として申し分ないのですが、北側にイキナリ60m強の丘があるため、
ちょっと西側に滑走路方向を振って逃がしました。
それから晋州飛行場を含む、朝鮮半島の各飛行場の位置をかなり正確に示した地図があり、
(この図は無断転載不可のため、リンク貼っておきます■)
この地図では、泗川飛行場のすぐ北側に晋州飛行場があります。
作図した位置はこれにほぼ沿っているので、まったくオイラの推定なのですが、まあこんなものではないかと。
情報お待ちしておりますm(_ _)m
朝鮮・晋州飛行場跡地(推定位置)
晋州飛行場(推定位置) データ
設置管理者:日本陸軍
種 別:陸上飛行場
所在地:大韓民国慶尚南道晋州市
座 標:35°11'56.2"N 128°07'05.1"E?
標 高:19m?
滑走路:1,200mx80m
方 位:16/34?
(座標、標高、方位はグーグルアースから。滑走路長さはアジ歴資料から)
関連サイト:
ブログ内関連記事■
この記事の資料:
本土防空作戦 (戦史叢書)
朝鮮・泗川飛行場跡地 [└日本統治時代の飛行場]
2024年9月記事作成
大韓民国慶尚南道の南部にある港湾都市泗川(サチョン/しせん)市。
泗川空港があり、空港の南側にはKAI(韓国航空宇宙産業)の本社工場(青マーカー)、
航空博物館(黄マーカー)があります。
ここにかつて日本陸軍の「泗川飛行場」がありました。
様々な資料には、日本陸軍の「泗川飛行場」が戦後、韓国の軍用飛行場となり、空港になって現在に至るとあります。
日本陸軍当時の滑走路位置についてはなかなか資料が見当たらず、
先頭のグーグルマップは唯一の史料を参考に滑走路の位置決めしております
(無断転載禁止のためリンク貼っておきます■)。
(多分こんなかなあ)という程度のものですので、ご了承くださいませ。
「3 飛行場及施設」JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C13070029200、順天麗水宝城地区兵要地理(防衛省防衛研究所)
以下泗川飛行場部分です。
此の地域に於て如何なる飛行場が利用出来るかそれは何の飛行場か
泗川飛行場
其等の飛行場は現在如何なる状態に在るか
不明
如何なる機種がその飛行場を使用出来るか
終戦時 軽爆(双発機)以下
飛行場位置の海面高度、飛行場の形状、排水施設、滑走路の長さ、幅及素質
泗川西北方約一.五粁
長方形(東北より西南方向)
排水施設は盲暗渠
滑走路コンクリート舗装
一二〇〇x一〇〇(南北)
格納施設(格納庫の構造)
土製無蓋掩体(凹型)
約六〇(中型機用)
木製格納庫?
燃料貯蔵施設
土製無蓋掩体
木製倉庫?
丘陵等飛行障碍物
離着陸方向には大なる障害物なし
滑走路拡張の余地ありや、その位置
南方に拡張し得
(一五〇〇程度に延長可能)
道路及鉄道の便宜
鉄道なし
晋州より自動車道あり
(マカダム舗装)
能力、如何なる引込線及支線があるか
なし
飛行場位置~の項目に「一二〇〇x一〇〇」とあるので、その通りに作図したんですが、
続けて「(南北)」とあるのが非常に気になります。
作図の際参照した史料にも、現行の滑走路と同じ向きに描かれていますし、
この場所で滑走路を南北方向にしてしまうと、すぐ北側に山地が迫っていて、大きな障碍になると思います。
飛行場の形状は「長方形(東北より西南方向)」とあり、
地形的にも現行の滑走路と同じ方向しかないと思うのですが…。

本土航空作戦記録 (文書名: Japanese Monographs = 日本軍戦史 ; Monograph No. 23) (ボックス番号: 3)■
本土決戦の際、米軍が郡山付近に上陸した想定の飛行部隊展開配置図。
泗川飛行場も作戦に組み入れられていました。
詳しくは潭陽飛行場記事をご覧ください■
朝鮮・泗川飛行場跡地
(1)泗川飛行場 データ
設置管理者:日本陸軍
種 別:陸上飛行場
所在地:泗川西北方約1.5km
座 標:35°05'32.4"N 128°04'45.6"E
滑走路:1,200mx100m
方 位:06/24
(座標、方位はグーグルアースから。滑走路長さはアジ歴資料から)
(2)泗川空港(現行) データ
設置管理者:韓国空港公社
種 別:官民共用
3レター:HIN
4レター:RKPS
所在地:大韓民国慶尚南道泗川市泗川邑
座 標:北緯35度05分18.75秒 東経128度04分13.33秒
標 高:8m
滑走路:2,743mx45m(06R/24L)、2,743mx45m(06L/24R)
(Wikiから)
関連サイト:
ブログ内関連記事■
この記事の資料:
陸戦史集 第4 (朝鮮戦争史 釜山橋頭堡の確保)