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東京都・八幡山滑空場(予定地) [├場所]

   2021年10月 訪問  



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1/25000「溝口」昭和20年部修「今昔マップ on the web」より作成


■「航空年鑑昭和15年」大日本飛行協会編(昭和16年発行)の中にある「學校グライダー部一覽」(昭和15年10月現在)の中で、

東京府立第六中學校校友會滑空部・四谷區内藤町東京府立第六中學校内・「戸田橋滑空場」「(豫定地)世田ケ谷區八幡山町」

とありました。

この情報はアギラさんから頂きました。

アギラさん情報ありがとうございましたm(_ _)m

「世田ケ谷區八幡山町が滑空訓練の予定地だった」訳なのですが、

いろいろ調べても、残念ながら現在のところ分かっているのはここまで。

具体的に八幡山のドコが滑空場の予定地になったのか、その後実際に滑空場として使用されたのか等不明です。

そのため、以下完全にオイラの妄想推測ですのでご了承ください。

上に貼ったのは昭和20年の地図なので、「予定地」と記載、発行されてから4年後のものです。

当時の地図で見る限り、八幡山町で(オイラが個人的に)最も滑空場適地と思われるのが、赤く囲った部分。

おおよそですが、200mx200mのまとまった広さがあり、平坦な更地となっています。

そしてこの場所は現在、ほぼ当時のままの形で、明治大学八幡山グラウンドになっています。

当時の学生の滑空訓練は、生徒たちが校庭でゴム索を引っ張って飛ばすパチンコ方式が資料に多数残ってます。

校庭でも訓練可能でしたから、これだけのスペースがあれば十分可能ではないかと。


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赤マーカー地点。

ここが滑空訓練の予定地になったのではないかと思うのですが。。。




     東京都・八幡山滑空場(予定地)         
八幡山滑空場(予定地) データ
使用者:東京府立第六中學校校友會滑空部
種 別:滑空場
所在地:東京府世田ケ谷區八幡山町(現・東京都世田谷区八幡山2丁目17)
座 標:35°39'43.7"N 139°37'01.6"E
標 高:46m
(座標、標高はグーグルアースから)

沿革
1935年10月 滑空場として使用の予定あり

関連サイト:
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この記事の資料:
「航空年鑑昭和15年」大日本飛行協会編(昭和16年発行)の中にある「學校グライダー部一覽」


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