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宮城野原陸軍練兵場(仙台第一飛行場)跡地 [├国内の空港、飛行場]

   2016年7月訪問 2021/12更新  


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1/25000「仙台東南部」昭和3年測図・昭和5.10.30発行「今昔マップ on the web」より作成

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撮影年月日1947/10/08(USA R276 57) 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)

宮城県仙台市にある宮城野原運動公園。

この周辺はかつて「宮城野原陸軍練兵場」でした。

2番目に貼った今昔マップは昭和年3年測図のものですが、現在の仙台医療センターの辺りに「飛行場」とありますね。

この「飛行場」とある部分が先頭のグーグルマップの黄色のシェイプです。

■「南国イカロス記 かごしま民間航空史」59pには、

奈良原氏一行が奈良原式4号鳳号で大正2年に札幌の月寒練兵場、旭川で飛行大会を行った帰路、

当練兵場でも飛行を行ったと記されています。

大正2年11月15日、16日のことでした。

オイラの知る限り、これが宮城野練兵場における飛行機の最古の記録です。

■国立国会図書館デジタルコレクション「報知年鑑 大正15年」に、

「本邦民間飛行場調〔大正14・8調〕」のページがあります(下記リンク参照)。

ここに当飛行場についての情報がありました。

管理人 宮城飛行協会
種類 陸上
位置 宮城県宮城郡原ノ町生■原宮城野練兵場
面積 150,000坪 

同「報知年鑑.大正16年」にも、

「本邦民間飛行場調〔大正15.8〕」として以下の通り記載がありました(下記リンク参照)。

使用者 朝日新聞社内東西定期航空会
種類 陸上
位置 仙台市外宮城野原
面積 陸軍演習其の他に支障なき範囲


昭和8年、南々東約3kmに霞目飛行場ができると、こちらは「仙台第一飛行場」とも呼ばれました。

「航空年鑑昭和15年」大日本飛行協会編(昭和16年発行)「學校グライダー部一覽」(昭和15年10月現在)の中で、

「仙臺高等工業學校、宮城縣工業學校(当時)に校友會滑空部、グライダー部があり、当練兵場を滑空場として使用していた」

とありました。

また同資料では、 仙臺工業學校の校友會技藝部グライダー研究會が「仙臺市外宮城の原」を使用したとも記されています。

この「仙臺市外宮城の原」というのは、もしかしたら当練兵場のことなのかもしれません。

この情報はアギラさんから頂きました。アギラさんありがとうございましたm(_ _)m

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赤マーカー地点。


     宮城県・宮城野原陸軍練兵場(仙台第一飛行場)跡地      

宮城野原陸軍練兵場(仙台第一飛行場) データ
使用者:朝日新聞社内東西定期航空会
種 別:陸上
着陸帯:520mx340m(変形・最大)
面 積:13.1ha
所在地:宮城縣仙台市外宮城野原(現・仙台市宮城野区宮城野)
座 標:N38°15′25″E140°54′19″
標 高:15m
(座標、標高はグーグルアースから。着陸帯、面積はグーグルマップのから)

沿革
1913年11月 15日、16日 奈良原氏一行による飛行会実施
1933年    霞目飛行場完成を機に「仙台第一飛行場」とも呼ばれるようになる
1940年10月 この頃滑空場訓練場として使用

関連サイト:
国立国会図書館デジタルコレクション/報知年鑑.大正15年(183コマ) 
国立国会図書館デジタルコレクション/報知年鑑.大正16年(225コマ) 
ブログ内関連記事       

この記事の資料:
「航空年鑑昭和15年」大日本飛行協会編(昭和16年発行)「學校グライダー部一覽」
「南国イカロス記 かごしま民間航空史」 


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