SSブログ

九州旅行・3 [■旅行記]


Ⓐ道の駅七城メロンドーム→Ⓑ長洲町場外離着陸場跡地→Ⓒ山鹿秘匿飛行場跡地→Ⓓ(植木秘匿飛行場跡地)→Ⓔ大牟田市役所→Ⓕ大刀洗飛行場の掩体壕→Ⓖジャピー氏遭難碑→Ⓗ博多港

3日目

4:30 起

5:10 道の駅七城メロンドーム出発

6:00  長洲町場外離着陸場跡地着。

撮影にはまだちょっと暗かったので外に出て待機。

ここは有明海に面した場所で、スウェットスーツに身を包んだおぢさんが海に向かって体操してました。

いいなぁ。

D20_0095.jpg

途中で立ち寄った道の駅にあった自販機。

流石本家本元。

くまモンて、いろんな表情してるのですね。

7:10 あさんに教えて頂いた「山鹿(やまが)飛行場跡地」へ。

この秘匿飛行場については、国土地理院の航空写真で確認しても滑走路の位置がキチンと確認できないのですが、

あさんが「数百メートルの直線を確保するにはここではないか」と妄想予測して下さっており、

オイラも多分そんな感じだろうと考え、現地で写真を撮ろうと思ったのですが、

地図と現地の照合が難しい。。。

ここについては地元図書館に資料があるので、

とりあえず(多分ここであろう)と思う場所から一応撮ってみたのでした(失敗フラグ全開)。

DSCN0089.jpg

7:40 ジョイフルにて幕の内朝食

8:40 跡地にほど近い地元図書館へ。

ここは8:30開館でした。

早速町史を見てみると、なんと滑走路位置を明示した地図が載っています。

あさんの予想は見事当たっていました。

ただし残念ながら、オイラが撮った場所はちょっと西にズレてるっぽいです。

地図には細道まで詳しく載っていたので、場所特定が容易そうな滑走路の反対側から撮ってみることに。

でもその前に少し離れたもう少し大きな図書館へ。

これまたあさんに教えて頂いた「熊本の戦争遺跡 戦後65年」を閲覧。

これが凄い本でした。

熊本県内の秘匿飛行場についての詳しい資料の他、九州の陸海軍の秘匿飛行場の名前がたくさん載っており、

未知の飛行場が18も出てきました。

県単位で飛行場/跡地の数を比較すると、北海道がダントツ(場所が特定できている箇所:95)なのですが、

九州全体でみると、この資料には陸海軍の飛行場が91(正規飛行場:61 秘匿飛行場:30)出ています。

これに戦前、戦後造られた大小の飛行場(29)を加えると、120になります。

いずれもオイラが現在知る限りの数字なので、今後もまだまだ増えることがあるでしょうが、

95対120で、面積が北海道の半分以下しかない九州に、北海道よりたくさんの飛行場が建設されていたのでした。

九州すごいですね(@Д@)

「沖縄から北上してくる連合国との本土決戦は先ず九州から」ということなのでしょうか。

 

結局この図書館には10時~11時までいたのですが、熊本県内だけでも4つ未知の飛行場があり、

八代のように、一度お邪魔して「このどこかに滑走路があったのであろう」

程度だった場所の滑走路が明示されていたりで、行きたいところがたくさんあるのです。

端から順番に回ろうとすると、それだけですんごい時間になってしまいます。

迷ったのですが、九州は来年もまた来ること決定だし、今日は夜には博多港に行かないといけないので、

取り敢えず近くで滑走路位置が明示されている「植木飛行場」だけ行ってみることにしました。

11:20 コピーした資料の地図を元に「ここだ!」という場所から撮り、「へ~。ここから滑走路が伸びていたのだなぁ」

などと思っていたのですが、自宅に戻って作図しようとしたら、

ポイントは合っていたのですが、方向が完全に逆だったのでした。

とほほ。

 

12:00 おにぎり昼食

12:30 山鹿飛行場に戻って来ました。

周囲は川に囲まれた地形で、農地になっています。

お昼の時間帯で人の姿はなく、のんびりと鳥が鳴いていました。

友人のFさんはここ山鹿の出身なので、何か山鹿らしいお土産を買いたかったのですが、

見当たらず、試しに入ったセブンでクマもんのロゴが入ったものを買い占めました。

(といっても数点ですけど)

Fさんへのお土産はこれでいいや(o ̄∇ ̄o)

熊本県内の見学はこれで終わりにして福岡県大牟田市に移動。

といってもお隣なのですが。

大牟田市の市役所の屋上に防空監視硝があることは数年前から知っていたのですが、

役所が開いている時間帯でないと見学できないため、なかなかタイミングが合わず、

今回やっとお邪魔することができました。

ところでオイラ、どこでどう間違ったのか、本来の市役所とは線路の反対側の総合庁舎に行ってしまったのでした。

「防空監視硝が現存する建物」ということは、

少なくとも戦時中に造られたはずなのですが、なんかやけに新しげな建物です。

(大改装でもしたのかしらん)などと思いつつ、受付の警備員の方に聞いてみると、「??」という反応で、

「ちょっと聞いてみます」と、どこかに電話してくれました。

ところが電話の途中で「…あ、この建物は平成に入ってからの建築ですね。…スミマセン、なんでもないです」

と、意味不明な電話をさせてしまったのでした(つД⊂;)

この建物は平成に入ってからの建物なのだそうです(大事なことなので二回言った)。

やっぱりね~。オイラもそう思ったよ。

防空監視硝のある市役所までの行き方を教えて頂き、失礼したのでした。

14:30 防空監視硝見学終了。

同じく福岡県の大刀洗飛行場跡地に向かいました。

この飛行場跡地には掩体壕が現存することは以前から知っていたのですが、やっとドコにあるのか分かったのです。

実際に現地に行ってみると…ありました!

民家の隣にあり、木々に覆われ、近くからでも分かりにくいです。

ちょうど出て来られたおばあさんに撮影許可を求めると、「どうぞどうぞ」と快く応じて下さいました。

16:30 無事掩体壕撮影終了。

ここから少し離れた福岡と佐賀の県境の山の中に見たい碑があるんだけど、今から行くと完全に暗くなるな~。

行こうかどうか少し迷ったのですが、キチンと場所が分かっているわけでなかったので、とにかく行ってみることに。

飛行場跡地と違って碑なので、真っ暗になってもフラッシュ焚けるし。

この後博多港24:10 出港のフェリーに乗るのですが、ここまで来れば港まではあと少し。

時間も大分余ってしまいます。

ということで脊振山に向かったのでした。

うんざりするほどのぐねぐね道を延々上った先にお目当ての碑を見つけたのですが、

車を停めるスペースがなく、随分とうろうろ走り回りました。

結局、碑の1つ下のコーナーに小さな退避スペースがあり、そこに停めたのでした。

すっかり薄暗くなっており、山の上のため気温が一気に下がってました。

D20_0141.jpg

18:20 撮影終了。

博多港に向かいました。

19:10 ジョイフルにて夕食

頼んだメニューのカニクリームコロッケがポテトコロッケに変更されてましたΣ(゚Д゚;)

出港までまだまだ時間があるので、九電記念体育館へ。

特攻機で出撃したものの、帰還したパイロットたちを収容する「振武寮」があったはずなのですが、

特に何も見つけることはできませんでした。

流石に博多は大混雑。

時間帯のせいかタクシーが多くて、しかもすんごい飛ばしてました。

車線を縫うように爆走していたかと思うと、突然急減速して一番左の車線で停止。

お客さん乗せてました。

博多のタクシーは一体幾つ目がついているのか。。。

昨日、今日と、2日間九州内を走ったのですが、ずっとのんびりした田舎ばかり走っていたのでコワイです (@Д@)

21:00 博多港近くのコインパーキングに駐車。

ここに戻ってくるのは明日の20時過ぎなので、ほとんど丸一日駐車することになります。

少し離れた場所に1日500円の駐車場もあるのですが、ここは300円高いだけでかなり近いからもうここでいいや。

それにしても1日最大500円とか800円なんて、大都市なのに随分お安いんですね。

明日1日分の荷物をまとめ、車内の整理をして、近くのスーパー銭湯へ。

22:30 徒歩で博多港へ。

港に向かう途中の交差点で道路工事をしており、歩道を一部を掘り返してました。

ターミナル周辺はいろんなお店があってすんごい栄えてます。

実は2011年5月にこのフェリーに乗って対馬、壱岐に行こうとしたのですが、

途中激しい豪雨で高速道路が通行止めになってしまい、大渋滞で結局フェリーに間に合わず、

レンタカーを当日ドタキャンしてしまったのです。

今回は無事港まで辿り着くことができました。やれやれです。

フェリー2等は予約ができないのですが、無事にチケットをゲット。

待合所で乗船時間を待ちました。

普段のオイラは非常に早寝で、21時か22時には猛烈な睡魔に襲われ寝てしまいます。

フェリーは24:10 発なので、起きていられるか心配だったのですが、

テンションが上がっているせいかちっとも眠くなりませんでした(子供か)。

やがて乗船開始の時間となり、無事寝場所を確保。

すぐ寝てしまいました。

おやすみなさい。

 

本日の走行距離:不明(距離控えるの忘れてた)

(続きます)


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

メッセージを送る