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栃木県・口粟野防空監視哨跡 [├場所]

   2016年7月訪問 2021/12更新  


栃木県鹿沼市口粟野にある「口粟野防空監視哨跡」。

監視哨跡は城山山頂にあり、現在は粟野城址城山公園として整備されています。

公園駐車場から徒歩で山道を登って行きます。

親切な整備が行き届いていて、オイラのような素人でも迷わず行けました。

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監視哨の隣に説明版がありました。

口粟野防空監視哨(全文)  

 口粟野防空監視哨は太平洋戦争開戦の1941年(昭和16年)「防空監視隊令(勅令1136号)の発令を受けて策定された「栃木県防空計画」により整備・建造された。県内には監視隊本部が3か所設置され、43か所の監視哨と4か所の補助監視哨が設けられた。口粟野監視哨は、外周直径約4.3m・内周直径2.6mのコンクリート製喇叭型円筒形で、栃木県内に現存が確認されているのは、口粟野監視哨と烏山監視哨の2基のみである。監視哨は、敵機の迎撃準備などに必要な時間から逆算し、大都会からやや離れた地におかれた。この監視哨はソ連の東にある軍都ウラジオストクから飛来し、中禅寺湖で南下、東京爆撃へ向かうソ連の軍用機を想定した施設であった。現実には東京や宇都宮を爆撃したアメリカの軍用機B29の監視を行っていた。時にはグラマン戦闘機の機銃掃射を受けたこともある。2012年(平成24年)公益社団法人土木学会は「特異な時代体制下の土木技術の一つの役割を伝える」として、推奨土木遺産に指定された。城山を守る会 作製


説明版にある通り、ウラジオストク→中禅寺湖→東京 の線を引いてみました。


     栃木県・口粟野防空監視哨跡      

口粟野防空監視哨 データ
所在地:栃木県鹿沼市口粟野
座 標:N36°31′04″E139°39′55″
標 高:250m
(座標、標高はグーグルアースから)

沿革
1941年 「防空監視隊令」により策定された「栃木県防空計画」により建設
2012年 公益社団法人土木学会、推奨土木遺産に指定

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コメント 4

鹿児島のこういち

推奨土木遺産に指定されたのに、雑木が茂るって、管理的なお金が足りないのかしら。
by 鹿児島のこういち (2016-12-18 15:51) 

an-kazu

夏は避けたほうが良さ気なスポットですね!
行ってみたいリストにφ(..)メモメモ


by an-kazu (2016-12-18 23:19) 

とり

■鹿児島のこういちさん
確かにそうですね。
どうなんでしょうか。
山道は非常によく整備されていたのですが。。。
by とり (2016-12-19 06:14) 

とり

■an-kazuさん
ここの駐車場でハチが車内に飛び込んできて、
しばらく出て行ってくれなくて怖かったです><
by とり (2016-12-19 06:16) 

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