鳥取県・皆生海岸臨時飛行場跡地 [├場所]
2012年10月訪問 2021/7更新
1/25000「米子」大正4年測図「今昔マップ on the web」より作成
前記事の陸軍米子飛行場(三柳飛行場)跡地の東約3kmにあった「皆生海岸臨時飛行場」。
皆生海岸(海浜公園辺りの海岸)に臨時飛行場ができ、場内に3万人、場外に2万人が集まる中、
剣号が飛行したのだそうです。
大正5年のことでした。
具体的に「海岸のここからここまでを飛行場とした」という資料は見当たらないのですが、
この時の様子については、米子市のサイト(下記リンク参照)に詳しく出ています。
その中で一部「皆生海岸(現海浜公園辺りの海岸)には飛行場内に3万人、場外に2万人が群がりました」
とあります。
合計5万人の観衆ですから、かなりの広さだったはずです。
上に貼った地図は大正4年測図で、臨時飛行場が設けられたのはその翌年ですから、
海岸線はほぼ変わっていないはず。
上の地図の赤矢印の範囲を作図しました。
これで海浜公園を中心にして東西約1,850mです。
この範囲内に飛行場があったのではないかと。
赤マーカー地点
鳥取県・皆生海岸臨時飛行場跡地
皆生海岸臨時飛行場 データ種 別:臨時飛行場
所在地:鳥取県米子市皆生温泉4丁目
座 標:N35°27′32″E133°21′30″
(座標はグーグルアースから)
沿革
1916年8月27日 剣号による展示飛行
関連サイト:
米子市/見よ飛行機の高く飛べるを■
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地図の海岸線が、規則的なギザギザ模様なんですが・・・他の地図でもそういう形みたいですね。
不思議だなー。
by tooshiba (2012-12-24 18:16)
↑
砂浜の後退を食い止めようとしているために、
ギザギザが形成されていると推察しますが、
間違っていたらごめんなさいm(_ _)m。
by an-kazu (2012-12-27 20:44)
皆様 コメント、nice! ありがとうございますm(_ _)m
■tooshibaさん、an-kazuさん
an-kazuさんの仰る通りのことでした。
今頃ですみません。
by とり (2015-04-20 18:29)