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アメリカ・オリクトックLRRS空港(廃止) [├海外の空港、飛行場]

  2018年1月作成(情報は作成時のものです)  




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skyvector.com

アラスカ州ポイントボローにあった「オリクトックLRRS空港」。

前記事の「CD-3 離着陸場」の東北東約38kmにあり、北極海はすぐそこ。

米空軍の空港で、1957年に建設され、1,219m未舗装滑走路を有していました。

その名の通りレーダー基地支援のため建設されましたが、現在滑走路は閉鎖されています。

そのためAirNavにも上のチャートにも出てきません。



     アメリカ・オリクトックLRRS空港(廃止)        
オリクトックLRRS空港 データ(運用当時)
設置管理者:US Air Force
種 別:軍用
4レター:POLI
標 高:4m
標 点:70°29′45″N 149°52′59″W
滑走路:4,020ft/1,219m
磁方位:04/24
表 面:砂利

関連サイト:
Wiki/Oliktok Long Range Radar Site  


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アメリカ・CD-3 離着陸場 [├海外の空港、飛行場]

  2018年1月作成(情報は作成時のものです)  



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skyvector.com(中央上の方)

アラスカ州ナイーキュースにある「CD-3 離着陸場」。

こんなサイボーグみたいな名称の飛行場もあるんですね(@Д@)

前記事のアルパイン離着陸場の北北東約8.8kmにあり、北極海まであと4km。

ここも周囲は原野と無数の沼、川が広がっており、陸地と面積同じくらいなんじゃないかと思えるほどです。

2007年1月開設のCONOCO PHILLIPS ALASKA INCが所有する非公共用の離着陸場で、

1,067mx52mの未舗装滑走路を有しており、すぐ西側に会社?があります。

2018年1月現在、英語版Wikiにもグーグルマップにも情報がないため、

AirNavさんのリンクを貼ってあります。

それからこの飛行場は3レターも4レターもないっぽいのですが、FAAコードは"AK20"です。



     アメリカ・CD-3 離着陸場        
CD-3 離着陸場 データ
設置管理者:CONOCO PHILLIPS ALASKA INC
種 別:非公共用
FAA:AK20
標 高:7 ft. / 2 m
標 点:N70°25.24' / W150°53.20'
滑走路:3500 x 170 ft. / 1067 x 52 m
磁方位:4/22
表 面:砂利

関連サイト:
AirNav/CD-3 Airstrip  


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アメリカ・アルパイン離着陸場 [├海外の空港、飛行場]

  2018年1月作成(情報は作成時のものです)  




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skyvector.com(中央下側)

アラスカ州アルパイン、ナイーキュース空港の北約15km、北極海まで13kmにある「アルパイン離着陸場」。

2000年2月開設のConocoPhillips Alaska、Inc.が所有するプライベート飛行場です。

1,526x30mの未舗装滑走路を有しており、

エプロンの敷地から先がそのまま会社の諸施設のある敷地に繋がっています。

周囲には気の遠くなるような年月を経て形成されたであろう無数の三日月湖、沼が広がり、

北極海に至る大小様々な川が蛇行しています。

連邦航空局の記録では、2007年に786名の搭乗がありました。



     アメリカ・アルパイン離着陸場        
アルパイン離着陸場 データ
設置管理者:ConocoPhillips Alaska, Inc
種 別:非公共用
4レター:PALP
標 高:18 ft / 5 m
標 点:70°20′39″N 150°56′41″W
滑走路:5005 x 100 ft. / 1526 x 30 m
磁方位:3/21
表 面:砂利

関連サイト:
Wiki/Alpine Airstrip  


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アメリカ・ホッグリバー空港 [├海外の空港、飛行場]

  2018年1月作成(情報は作成時のものです)  




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アラスカ州ホガッツァにある「ホッグリバー空港」。

1962年8月開設のTAIGA MINING COMPANY INC.所有の非公共用空港で、

1,676mx38mの未舗装滑走路1本を有しています。

当記事作成時(2018/01)この空港は英語版Wikiに項目がなく、グーグルマップでも表示がないため、

AirNavさんのリンクを貼りました。

統計によりますと、1995年7月末までの1年間、1機の単発機が当空港を定置場にしていました。

また、125便の運航があり、その内訳は、ゼネアビ80%、エアタクシー20%でした。



     アメリカ・ホッグリバー空港        
ホッグリバー空港 データ
設置管理者:TAIGA MINING COMPANY INC.
種 別:非公共用
標 高:534 ft. / 163 m
標 点:N66°10.57' / W155°41.09'
滑走路:5500 x 125 ft. / 1676 x 38 m
磁方位:12/30
表 面:芝、砂利

関連サイト:
AirNav/Hog River Airport  


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千葉県・習志野演習場の不時着場跡地 [├場所]

   2017年11月訪問 2022/1更新  



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撮影年月日 1947/11/08(昭22)(USA M636-A-No2 222) 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)

千葉県‎船橋市‎習志野台にある陸自の「習志野演習場」。

第一空挺団の降下訓練が行われる場所です。

ここは元「習志野陸軍演習場」で、演習場内に不時着場が設定されていました。

■防衛研究所収蔵資料「航空路資料第3 関東地方飛行場及不時着陸場 昭和18.8 水路部」

の地図に不時着場エリアが示されており、その通りに作図したのが先頭のグーグルマップの方形部分です。

これは他の不時着場でもよくあることですが、1947年の航空写真で確認すると、

不時着場として設定されていた場所には特に地割等設けていなかったようです。

航空写真中央で一番目立っている長方形のものは、同水路部資料に「射撃場」と記されていました。

また、拙記事「習志野離着陸場」(下記リンク参照)に2014年8月、

アギラさんからこんな気になるコメントを頂いていました。

この間、戦前の古い飛行場を調査中に昔の習志野演習場関係者からも
話が聞けました。
その人が言うには縦横短い滑走路が2つあり(地図で大雑把な場所は
聞いたのですが、、)
米軍の小型機もあったと言っていましたがいつ造られたかまではわか
らないそうです。
昭和40年ごろ(うろ覚えだそうです)に無くなったとも言っていま
した。

習志野演習場に2つあったとされる飛行場ですが
地図では分かりづらかったものが俯瞰写真を見たら縦の滑走路の場所
は分かったような気がしました。
教えてもらった滑走路の縦は地図では演習場内の道に沿っているよう
に見えましたが俯瞰写真では成田街道に近いヘリパッドの横に広い滑
走路のようにあるのが当時、縦側にあった滑走路の場所の様です。
見た感じでは今もソフトフィールドのランウエイとして使用している
かもしれません。
これに対して横の滑走路がL字型かト字型のようにあったと教わりま
したが俯瞰写真でも確認できませんでした。(本人もそこまで詳しく
は覚えてなかったようですし訊かれるとも思っていなかったようです)

昭和40年位まであった「縦と横の短い滑走路」とはどれだろうと探してみたものの、

残念ながらオイラも「これかなあ」というものは縦のものしか見つけられませんでした。

上の航空写真西側の白矢印のところにうっすら映っているものがその「縦の滑走路」なのではないかと思います。

この滑走路らしきもの、ターニングパッドも含めて450mしかなくて、本当に短いです。

アギラさん情報ありがとうございましたm(_ _)m


DSC_0020.jpg
撮影地点。

現在はフェンスの向こう側が演習場、こちら側は宅地なんですが、

陸軍当時はフェンスのこちら側も含めてこの辺りが不時着場でした。



     千葉県・習志野演習場の不時着場跡地           
習志野演習場の不時着場 データ
設置管理者:陸軍
種 別:不時着場
所在地:千葉県習志野市東習志野8丁目他。習志野演習場内
座 標:N35°42′26″E140°04′54″
標 高:28m
着陸帯:610mx310m
(座標、標高、着陸帯長さはグーグルアースから)

関連サイト:
ブログ内関連記事    

この記事の資料:
防衛研究所収蔵資料「航空路資料第3 関東地方飛行場及不時着陸場 昭和18.8 水路部」


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アメリカ・インディアン・マウンテンLRRS空港 [├海外の空港、飛行場]

  2018年1月作成(情報は作成時のものです)  



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アラスカ州の中央部、ユートピアクリークの南にある「インディアン・マウンテンLRRS空港」。

1952年5月開設、アメリカ空軍所有のロングレンジレーダー基地へのアクセス用のもので、

1,250x45mの未舗装滑走路1本を有しています。

冬期は極端な天候のためにアクセス不能になる可能性があります。



     アメリカ・インディアン・マウンテンLRRS空港        


インディアン・マウンテンLRRS空港 データ
設置管理者:U.S. Air Force
種 別:軍用
3レター:UTO
4レター:PAIM
標 高:1,273 ft / 388 m
標 点:65°59′34″N 153°42′14″W
滑走路:4100 x 148 ft. / 1250 x 45 m
磁方位:6/24
表 面:砂利

関連サイト:
Wiki/Indian Mountain LRRS Airport  

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カスココーブコーストガードステーション [├海外の空港、飛行場]

  2017年11月作成(情報は作成時のものです)  



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アラスカ州アリューシャン列島西端、アッツ島東部にある「カスココーブコーストガードステーション」。

U.S. Coast Guard 17th Dist.所有の非公共用飛行場で、1,828x46m の舗装滑走路を有しています。

日米開戦から半年後の1942年6月、日本軍はアッツ島に上陸し、10月に飛行場を建設しました。

1943年5月29日、米軍との17日間の戦闘の末、日本軍玉砕。

英語版Wikiによれば、

「アッツ島が安全と宣言されてからわずか7日後、1943年6月7日に海軍航空施設Attuとして設立されました」

とあります。

現在では当飛行場は、「ロランステーションアッツ」としても知られており、2010年8月27日に閉鎖されましたが、

飛行場は緊急時に使用可能です。

グーグルマップで見ると、2本の滑走路が交差しているように見えるのですが、

使用可能なのは、南北方向のものだけのようです。

当空港は米国で最も孤立した遠隔地の空港の1つであり、曇り、強風、サイクロン、霧等、過酷な気象条件の地です。




     カスココーブコーストガードステーション        
カスココーブコーストガードステーション データ
設置管理者:U.S. Coast Guard 17th Dist.
種 別:非公共用
3レター:ATU
4レター:PAAT
標 高:88 ft / 27 m
標 点:52°49′57″N 173°10′32″E
滑走路:5998 x 150 ft. / 1828 x 46 m
磁方位:2/20
表 面:アスファルト/fair condition

関連サイト:
Wiki/Casco Cove Coast Guard Station  


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アメリカ・アーレックソン飛行場 [├海外の空港、飛行場]

  2017年11月作成(情報は作成時のものです)  




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アラスカ州アリューシャン列島の西端、シェミア島にある「アーレックソン飛行場」。

アメリカ空軍の飛行場で、3,049x46mの舗装滑走路を有しています。

1943年5月、アッツ島まで僅か45kmのこの無人島に米国陸軍技術者が上陸し、飛行場の建設が始まりました。

第二次大戦中は対日最前線基地となり、冷戦期にはソ連に対する防人となるなど、時代の証人となった飛行場です。

空港の西側には、第二次大戦時に使用された飛行場が放棄され、残っています。

米軍もあの当時、前線基地では無蓋掩体壕造ってたんですね~

(英語版Wikiでは、shelterではなく、revetments【防壁】と表現されている)。

1994年に現役空軍基地としては閉鎖されたのですが、現在でも米空軍の飛行場であり、

給油目的のため、また民間機のダイバート用空港としても機能しており、NDB、TACAN、VORがあります。

実はこの島、成田~北米間の大圏コースに割と近く位置しており、滑走路も3,000m級なので、

もしものための頼りになる空港ではないかと思います。

当飛行場は、島名から「シェミア空軍基地」と呼ばれていたのですが、

1993年4月6日、現在の名称に変更されました。

これは、大戦中キスカ、アッツでの指揮に当たったウィリアム・O・エレクソン大佐を称えるものです。

FAAの統計では、「週平均23便の運航があり、全て軍用だった」とあるのですが、時期が不明です。



     アメリカ・アーレックソン飛行場        
アーレックソン飛行場 データ
設置管理者:U.S. Air Force
種 別:軍用
3レター:SYA
4レター:PASY
標 高:98 ft / 30 m
標 点:52°42′44″N 174°06′49″E
滑走路:10004 x 150 ft. / 3049 x 46 m
磁方位:10/28
表 面:アスファルト

関連サイト:
Wiki/Eareckson Air Station  


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アメリカ・コールドフット空港 [├海外の空港、飛行場]

  2017年11月作成(情報は作成時のものです)  



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アラスカ州コールドフット集落の西北西約1.1kmにある「コールドフット空港」。

1971年1月開設のアラスカ州運輸公共施設局(DOT&PF)所有の公共用空港で、

1,220x30m の未舗装滑走路を有しています。

2016年の統計では、3機の単発機が当空港を定置場として使用していました。

また、月平均83便の運航があり、その内訳は、エアタクシー80%、ゼネアビ20%でした。

航空会社 / 行先
Warbelow's / Fairbanks




     アメリカ・コールドフット空港        
コールドフット空港 データ
設置管理者:State of Alaska DOT&PF - Northern Region
種 別:公共用
3レター:CXF
4レター:PACX
標 高:1,042 ft / 318 m
標 点:67°15′08″N 150°12′14″W
滑走路:4001 x 100 ft. / 1220 x 30 m
磁方位:2/20
表 面:砂利/good condition

関連サイト:
Wiki/Coldfoot Airport  


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アメリカ・エルキャピタンロッジ水上機基地 [├海外の空港、飛行場]

  2017年11月作成(情報は作成時のものです)  



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アラスカ州プリンスオブウェールズ島北部にある「エルキャピタンロッジ水上機基地」。

2005年3月開設の比較的新しい水上機基地で、前記事の「トーキーン水上機基地」の東北東約5kmにあります。

SCOTT VAN VALIN 所有の公共用空港で、2,438x107m の離着水エリアが設定されています。

ここは3レター、4レター共にないみたいです。

当水上機基地は2017年11月現在、Wikiにまだ項目がないため、skyvector のリンクを貼っておきました。

2015年の1年間に230便の運航があり、全てゼネアビでした。




     アメリカ・エルキャピタンロッジ水上機基地        
エルキャピタンロッジ水上機基地 データ
設置管理者:SCOTT VAN VALIN
種 別:公共用
標 高:0ft/0m
標 点:N55°57.52' / W133°15.20'
離着水エリア:8000 x 350 ft. / 2438 x 107 m
方 位:13/31
表 面:水

関連サイト:
skyvector/El Capitan Lodge Seaplane Base  


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