SSブログ

二条城前の飛行場跡地 [├国内の空港、飛行場]

   2014年6月訪問 2021/12更新  


2.png
撮影年月日1946/10/02(昭21)(USA R275-A-7 83) 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成。RWY36エンド付近に小型機が駐機しているような…)

京都市内にある二条城。

戦後、GHQから京都御所を飛行場にしたいと打診があり、御所の代わりに一時二条城前の堀川通りが飛行場にされました。

現在堀川通の城側は超細長い駐車場になっていて、街路樹と段差で仕切られているのですが、

1946年の写真(下記リンク参照)で見ると、当時はそうした仕切りが一切ありません。

オレンジ線で囲った範囲が滑走路だったとすると、長さは450m、幅は北側が35m、南側は48mあります。

D20_0009.jpg

赤マーカー地点。

画面左が堀川通り、右側が二条城。現在はその間に挟まれるように超細長い駐車場になっています。

カメラの向きをこのままで左に移動すると-

D20_0011.jpg

こんな感じ。

堀川通りです。

当時はこの堀川通りと、隣の駐車場部分が飛行場になっていたはずです。


      京都府・二条城前の飛行場跡地      

二条城前の飛行場 データ
設置管理者:GHQ?
種 別:米軍用飛行場
所在地:京都府‎京都市‎上京区‎藁屋町‎
座 標:N35°00′49″E135°45′05″
標 高:40m
滑走路:450m×48m
方 位:18/36
(座標、標高、方位、滑走路長はグーグルアースから)

関連サイト:
ブログ内関連記事       


コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 7

an-kazu

工エエェェ(´д`)ェェエエ工
こんなところに飛行場があったのですかヮ(゚д゚)ォ!
by an-kazu (2014-12-11 21:37) 

miffy

京都の道はどれも真っ直ぐで飛行場代わりに使えそうだけど、
こんな所が飛行場だったなんて驚きです。
by miffy (2014-12-11 22:35) 

いつもご苦労様です。

戦後、どの様な運用をしようとして ここに作ったのでしょうね。
by いつもご苦労様です。 (2014-12-11 22:36) 

とり

皆様 コメント、nice! ありがとうございますm(_ _)m

■an-kazuさん
城には上りませんですた(`・ω・´)キリッ

■miffyさん
確かに滑走路向きの町並みですね~。

■いつもご苦労様です。さん
残念ながら当飛行場については資料が極端に少ないため類推になってしまうのですが、
西日本を占領統治することとなった第6軍は、司令部を京都烏丸四条、現在のCOCON烏丸に据えました。
これは当飛行場の南東1km足らずの場所です。
滑走路の長さからみても、司令部の連絡用として運用したのではないでしょうか。
by とり (2014-12-12 06:05) 

鹿児島のこういち

現在の感覚からすると、なぜこんなところにってことなんでしょう。でもGHQかぁ、天皇のご威光を利用したかったのかなぁ?
by 鹿児島のこういち (2014-12-13 10:25) 

再生おじさん

確かに、小型機が駐機してますねぇ・・・(´・∀・`)ヘー

by 再生おじさん (2014-12-13 15:17) 

とり

■鹿児島のこういちさん
>天皇のご威光
そうなのかも。。。

■再生おじさん
なんかいますよね~。
by とり (2014-12-14 14:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

メッセージを送る