北海道旅行・2 [■旅行記]
新潟港から→Ⓐ小樽港→Ⓑ新琴似四番通り→Ⓒ京都合資会社→Ⓓ札幌興農園飛行場跡地→Ⓔ月寒練兵場跡地→Ⓕ孫別演習場の滑走路→ⒼUFO PARK 飛行場→Ⓗたきかわスカイパーク→Ⓘ滝川駐屯地飛行場→Ⓐあかびらスカイスポーツセンター→Ⓑ上富良野演習場飛行場→Ⓒ名寄駐屯地滑走路→Ⓓサロベツフライトクラブ滑走路→Ⓔ道の駅さるふつ公園(車中泊)
3:30 起床。甲板へ。車両甲板への案内は4:20開始とアナウンス。
4:00(入港30分前) 既に入港の準備が始まっていました。
4:04
4:07
4:07
4:20 部屋に戻り、荷物を詰めて車両甲板へ。同室のおぢさんたちは既に居ませんでした。
車両甲板に移動する通路でQRコードをかざしてもらうようになってました。
4:40 下船。即札幌市内へ。
5:30 最初の目的地である「新琴似四番通り」着。
やはり早朝は寒いです。長袖に着替えました。
以下札幌市内を北から順番に京都合資会社、札幌興農園飛行場跡地、五番館跡地、月寒練兵場跡地見学。
この中で五番館跡地以外はヒコーキが飛んでいたことがある場所なのですが、
流石大都市札幌の市内だけあって、現在は完全に大通り沿いの1ブロックで住宅が密集していたり、
立派なスポーツ施設になっていたりで、ここでヒコーキが飛んでいたことがある。という面影は残っていませんでした。
早朝の時間帯だったため、6:50 札幌市内の5か所見学終了。
本格的にいいお天気。もう暑いです。クーラー使用&半袖に。
本当は札幌駅前のエスタ2Fに見たいお店があったのですが、開店時刻は10時です。
市内の見学に時間がかかるようなら。と思っていたのですが、あと3時間もあるのでここは後回し。即札幌離脱。
途中のコンビニで朝食と昼食のお握り購入。
札幌を出た途端に曇って涼しくなりました。
8:00 孫別演習場の滑走路見学終了。
9:30 UFO PARK 飛行場到着。
やっとお邪魔することができました。
ここは土日のみオープンで、しかも時間が限られている。とのことだったので、
もう何年も前から気になっていたのですが、
場所がイマイチ分からなかったのと、タイミングが合わなかったのです。
その後、最近になってネットでいろいろ調べたら、なんか「現在は閉鎖している」という情報があり、
場所はあまり絞り込めていないのですが、曜日とか時間のしばりがなくなったので今回やっとお邪魔してみたのでした。
実際にお邪魔してみると、ちゃんと飛行場はありました。
閉鎖されている雰囲気は全くないのですが、なぜかワンちゃんたちが沢山いて、
車で近づくとけたたましく吠えながら走ってくるのが数匹いますΣ(゚Д゚;)
オイラがお邪魔した時間帯、人はおられないようでした。
最悪の場合車から撮ればよいのですが、うーむ、困った。これだと窓も開けられないかも。
他にポイントはないものかと更に車を先に進めると、裏手から滑走路の側まで出ることが出来ました。
車を降り、こっそり滑走路の方まで歩いて行ってみると、滑走路が目の前に広がる場所に出ることが出来ました。
幸い犬たちは皆あちら側を見ていて、こちらに全く気が付いていません。
今のうちだとカシャカシャ撮り始めたら、
こちらに気が付いた犬たちがワンワン吠えながらこちらに走ってきますΣΣ(゚Д゚;)
(ノ><)ノギャー!
途中コケそうになりながら、こんなに身の危険を感じつつ全力疾走するのは一体何十年振りだろう?
という位思いっきり走りって車へ。
こんなこともあろうかと車のカギかけてないぜ!
ドアを開けつつ振り返ると犬の姿はありませんでした。ホッ。
ということで、怖いので車内からカシャカシャ撮らせて頂き、飛行場を後にしたのでした。
次の目的地、滝川駐屯地に向かう途中、たまたま「たきかわスカイパーク」を見下ろせる橋を通りかかったので、
ちょっと寄り道。
ここは2008年にお邪魔したのですが、滑走路を見下ろせる橋の存在に気が付いていませんでした。
ここでの写真は別記事でアップします。
で、本来の目的地である「滝川駐屯地飛行場」に到着したのですが、
周辺から滑走路が見える雰囲気ではありませんでした。
隣接する公園に高い塔があったので行ってみることに。
公園の駐車場で居合わせた旭川ナンバーの方に「あの塔の上まで行けますか?」と尋ねてみると、
「たまたま来ただけなので知らないです~」
とのことで、実際に行ってみますのだ。
階段ボロボロ。こっ、これは。。。
塔の謂われが書かれていました。
滝川開拓から120年以上経つのですね~。
こうして旅行の運転中はほとんど地元FMを聞いているのですが、
丁度アイヌの方がゲストの番組があり、非常に興味深く拝聴しました。
友好的な雰囲気の中、それでもアイヌとしての立場はハッキリ述べており、その後にこの文章を見ました。
日本人が先祖代々北海道を開拓してきたことについて尊敬の念を抱きつつも、
アイヌの方はこれをどう見るのだろうか。と考えてしまいました。
北海道旅行中は必ずアイヌ由来であろう地名を多数目にすることになり、
(これが本来の名前なのだ)と、いろいろ考えてしまいます。
結局、塔は閉まっていて上に登ることはできませんでした。
で、塔の所から「滝川駐屯地飛行場」(の方向)を撮ったのでした。
12:00 次の目的地である「富良野演習場」へ向かったのですが、ちょっと憂慮すべき事態に。
今回の旅行で予定している場所全て回るためには、今日は稚内の手前の見学ポイントまで行ければいいと考えていました。
この時期は19時まで屋外で撮影ができます。
それで、「最後の見学ポイントに19時までに着けるようにするには~」と逆算して、
各ポイントごとにおおよその見学終了時間を設定してあります。
札幌市内の見学は9時までに終わればいいなぁ。と考えていたのですが、実際には6:50に終了しました。
予想より2時間以上早いです。
実は稚内の手前のポイントを撮ったならば、
次のポイントはオホーツク海沿いに一気にサロマ湖手前まで250km近く南下です。
如何に道北、道東エリアとはいえ、4時間以上かかります。
明るい時間帯をただ移動するために4時間以上使ってしまうのは勿体ないので、
今日中にできるだけサロマ湖に近づいておきたいです。
という訳で、早く進めればそれに越したことはないのですが、2時間以上あった余裕がその後徐々になくなっていき、
記念塔を下りて駐車場を出発した時には、2時間の余裕をすべて使い切っていました。
どうしてこんなことになってしまったかと言えば、寄り道をしたこともあるのですが、感覚のズレです。
プリントアウトした北海道の全体図を見ながら予定時間の見当を付けているのですが、
やっぱり北海道は広かった。。。
関東のスケールに慣れ切ってしまっているオイラの予定の立て方が甘々だったのです。
北海道舐めてました。仮に今日中に稚内の手前のポイントを撮り損ねると、翌朝まで先に進めず足止めです。
これはちょっと急がねば (-"-;)
運転しながらおにぎりの昼食。
ということで少し焦りを感じつつ出発したのですが、程なくなんだか見覚えのある場所に出ました。
「赤平」という地名を目にして、「あかびらスカイスポーツセンター」の近くを走っていることが分かりました。
ここは2009年にお邪魔したのですが、舗装された滑走路に気づかず撮り損ねてしまった場所です。
ナビ画面をスクロールしてみると、少し後ろにあるっぽいです。
時間が押していることもあって少し迷ったのですが、Uターンして滑走路を撮りにいきました。
ここでのことは別記事でアップ致します。
あかびらスカイスポーツセンターを出発して本来の目的地に向かったのですが、
途中景色のいい場所を見つけてついつい車を停めちゃうオイラ^^;
実は明日以降曇りベースで、こんなお天気は今日までなのです。
お天気と言えば、出発日まで北海道のお天気をチェックしていたのですが、
オイラが北海道入りする前日まで晴天続きで、オイラが北海道に入った途端曇り/雨ベースですた。
しかもオイラが北海道に行くたびこんなパターンのような気がします。
まったく、誰の日頃の行いがワルイのか。。。 つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
さあ、巻き巻き!
次の目的地は上富良野演習場飛行場。
ここは広大な敷地のかなり内部に滑走路があります。
真っ直ぐ続く一本道を走っているといつの間にか敷地内に入り込んでしまい、
ジープで通りかかった隊員さんたちにガン見されてしまいました。ごめんなさいごめんなさい(ノ><)ノヒイィィ
慌ててUターンしたのですが、ちゃんと「立ち入り厳禁」の表示が出ていたのに気が付かず、中に入り込んでおりました。
寄り道をしましたが、ここはなんとか予定通り14時に見学終了。
本日関東、東海は大雨で気温が低いのですが、快晴の旭川27℃、関西は35℃超えだそうです。
次は130km先の名寄駐屯地滑走路。
途中給油して名寄駐屯地到着。
ここは外周道路近くに滑走路があります。
なんとか外周から滑走路が見えないものかと探し回り、ちょっと高くなっている道路から滑走路が見えたので撮影。
ここも予定通り17時見学終了。
これは最後の目的地も間に合うかも。
本日最後の目的地であるサロベツフライトクラブについては、長いこと場所がナゾだったのですが、
「民宿あしたの城様」からご親切に地図付きで教えて頂いていたのでした。
赤白のD型ハウス内にULPを格納していること、格納庫の裏手の牧草地 を刈り込んで滑走路として使用していること等
教えて頂いていました。
とりあえず事前に調べておいたおおまかな住所を打ち込み出発。
どんどん落ちていく太陽が気になりながら向かったのですが、時間は無情に進んでいきます。
こうなると、途中であちこち寄り道してしまったのが悔やまれる気分に。
サンバイザーを下ろしても刺していた陽はやがて遠くの山の向こうに消えてしまい、
住所通りの場所に着いた時には、空に明るさはまだ幾分残っているものの、既に19時を過ぎていました。
「赤白のD型ハウス」が目印だったのですが、周囲にそれらしいものは見当たりません。
近くに大きな牧場があったのですが、ここではなさそうです。
住所を打ち込めばそれで目的地設定が済んでしまう内地の常識は通用しません。
そもそもグーグルでアタリをつけただけで正確な住所知らないし (;´Д⊂)
この周辺はポツリポツリと大規模な牧場がある以外は、ただただ原野だけが広がっており、
道路と湖の形だけが場所特定の手掛かりです。
今から教えて頂いた地図とナビ画面をにらめっこして場所を特定しようと手間取っている間にもどんどん暗くなってゆき、
移動して現地について、撮る頃には真っ暗になりそうです。
ん~。これはこの近くで車中泊して明日明るくなったら撮るパターンだな。と思ったのですが、
とりあえず場所を特定しておこうとナビで探してみると、それらしい場所が見つかり、すぐに向かったのでした。
「赤白のD型ハウス」発見。
無人です。
教えて頂いた通り裏手に回ってみると…滑走路がありました!
ギリギリ撮影できる明るさだったので撮らせて頂きました。
キチンと場所を特定するために地図に書き込みなどしていると、程なく薄暗くなりました。
あと数分遅れていたらアウト。本当にギリギリのところでした。
(この飛行場につきましては、現在クラブの会長様にブログ掲載許可申請中です。単にオイラが申請を出すのが遅れてしまったのですが、掲載許可が頂けましたら当記事は修正致します)
2013/9/25追記:許可いただけましたので公開致します。会長様、民宿あしたの城様、どうもありがとうございました。
ともかく無事撮り終えることができたので、次に向かうことに。
ナビに目的地を打ち込むと、次の遠軽駐屯地は244km先です。
そしてその進路上に道の駅が。
今夜はそこで車中泊することにしたのですが、走っているうちにだんだん眠くなってきました。
フェリーの中ではあんなに寝てばかりだったのに。。。
道の駅までは2時間以上かかりそうです。
途中、猿払方面の表示が出たので、予定を変更して道の駅さるふつ公園に向かうことに。
トータルの走行距離は少し延びてしまいますが、こちらの道の駅の方がずっと近いです。
真っ暗な中走っていると、走行中のシカに追いつきました。
ちゃんと左側通行です。
多分40km/h位出ていたかと。
立ち止まる気配はないし、ウインカーも出していないので、右側から追い抜くことに。
そういえばアフリカの草食動物は、肉食獣に追いかけられると、突然左右に進路を変えて逃げるとテレビで見たっけ。
シカはどうなのかしらん。突然進路変更してぶつかって来ないか??
できるだけ右側に寄って恐る恐る抜いたのですが、ヒヅメでアスファルトを蹴る音が響いてました。
無事追い抜き、サンキューハザードは出さずに先へと急いだのですが、
そういえば今回の旅行中野生動物を見るのは初めてでした(アリ、鳥除く)。
そしてその後、路肩にたたずむシカの親子2頭とキタキツネ2匹を見ました。
やがて山道に入り、砂利道に。「この先16キロ未舗装」みたいなことが書かれてます。うへ~。
ライトを消すと一寸先も見えない暗闇で、もう1時間以上車や人を見ていません。動物は見たけど。
未舗装なのとカーブが続くため、30~40km/h位しか出せない状況が延々続きました。
こんな所でパンクでもしたらやだな~。
という懸念をよそに、21:26 道の駅さるふつ公園着。
ここは2009年に一度車中泊で利用しているのですが、「浅茅野第二飛行場」跡地でもあります。
22:00 寝る。
出発前の予定では、今日中にサロマ湖の近くまで行ければいいなぁ。と考えていたのですが、甘かったです。
でもまあ、予定通りの場所を全て撮ることが出来たのでよしとすることに。
本日の走行距離:693km
おやすみなさい。
(続きます)
北の大地、いいですねー、いい景色ですね。
それにしても、とりさんの分刻みのスケジュール、すごいです。
僕の呑んだくれでダメダメな旅とは、違いますね。
日が暮れる=そろそろ、もう、いいんじゃない、いいでしょ。
あー、反省反省。
by セバスちゃん (2013-07-30 21:12)
>オイラが北海道に入った途端曇り/雨ベースですた。
あのぉ、利根川水系上流部へ行っていただけませんでしょうか??
by an-kazu (2013-07-31 00:44)
皆様 コメント、nice! ありがとうございます。m(_ _)m
■セバスちゃんさん
いえいえ、オイラはセバスちゃんさんの大人な旅にものすごく憧れます。
元来貧乏性で普段やりつけないことなので、
例え時間が空いたとしてもセバスちゃんさんのマネは出来ないと思います。
いつかオイラも大人な旅ができる日がくるといいのですが。
■an-kazuさん
ですね~^^;
西日本は水害で大変なことになっているというのに。。。
うまくいかないものですね。
by とり (2013-07-31 03:53)