奄美群島・2 [■旅行記]
ホテル→図書館→沖永良部空港→徳之島空港→ホテル
2日目
5:00 明るい光で目が覚める
激しい雷雨でした。
予報では8時には1mm程度に、そして昼前には曇になるらしい。
記録つけ
8時 朝食
三線のBGMが流れてる。
もうホントにここは沖縄なのかと錯覚してしまう。
昨日の図書館のスタッフの方も、ホテルのフロントの方も、
南国特有の濃いお顔で、気質も沖縄の離島そのもの(はにかみ屋さん)な感じ。
「くわっちーさびら」(いただきます)
「でーじ まーさん」(すごく美味しい)
とか普通に通じそう(言ってないけど)。
相変わらず雨降り。
図書館の開館時間が10時なので、食事の後も自室に戻って記録つけ。
台湾の先生に(グーグル翻訳使って)メール送ってみる。
こんな時にオイラなんかがメール送ったら迷惑だろうかと昨日から迷ってたけど、安否が気になって仕方ない。
10時前チェックアウトしたけど、相変わらず雨がやまない。
昨日で撮影を全て終えておいて良かった。
10時過ぎ、昨日とは別の図書館へ
11:30 Aコープで食料調達。
本日15:55のヒコーキで徳之島に移動するのですが、
徳之島のホテルは素泊まりなので、夕食と明日の朝食も確保。
どちらの島もマップを見れば明らかなんですが、島の中心地は港。
役場等、島の重要施設は港周辺に集中しており、お店もそうです。
空港は島の外れにあり、空港周辺では食糧調達もままなりません。
メールチェックしたら、台湾の先生から返信が来ていた。
「家族共に無事だが、今回はとても怖かった」
取り敢えず安否確認ができて一安心。
また図書館に戻る。
昨日の図書館もそうだったけど、
郷土資料コーナーには沖縄関連の史料多数。
オイラの主観だけど、郷土資料の三割位は沖縄か、沖縄と奄美を扱ったものの気がする。
そんな書籍の一つには、
「日本語」は、「大和言葉」と「琉球語」の2つに大別され、
奄美群島の言葉は琉球語に分類される。とありました。
だから言葉が似てるのか!
(この時のオイラは、奄美と沖縄の歴史的な関係性をまだ知らない)
14:30にレンタカー返却の約束だったので図書館を後にする。
途中のコンビニでサーターアンダギー購入。
このお店もそうだけど、スーパー等、規模の大きい店舗の一角には、必ずコンテナが幾つか積まれている。
最初は廃品のコンテナを物置代わりにリサイクルしてるのかと思っていたけど、
リフトでコンテナ動かすところを何度か見かけた。
物資輸送はほぽ船便だから、お店ごとにこうやってコンテナ使ってるのかしらん。
14:00 空港内撮影。
これから徳之島に飛ぶオイラにとっては、なんか凄い不穏な掲示が。
気になってオイラが乗る午後の徳之島便をチェックしたら、
なんと遅延表示が出ていて、15:55出発の予定が、17:05発になってる!!
マジカΣ(゚Д゚;)
ともかくレンタカー返却の時間になっているので、
14:30 空港お向かいのスタンドで給油。
スタンドのおねーさんに「こんな早い時間なのにもういいんですか〜?」
と尋ねられた。
そしてレンタカー返却して、再び空港に送ってもらう。
スタッフさん曰く、機材トラブルのため、今のところ15:05出発の予定だが、
欠航する可能性もあるという。
やめて〜(ノ><)ノヒイィィ
欠航しないことを祈りつつ、取り敢えず荷物預け。
徳之島でも空港に着いたらすぐにレンタカー使うつもりで予約していたので、
1時間ちょい遅れそうだと連絡して了承を得る。
宿にも連絡したらオバーが出て、
「はいはい。大丈夫ですよ〜 気をつけて来てくださいね〜」と名前も到着時間も聞かれず電話終了。
南国だなぁ(o ̄∇ ̄o)
機材トラブルということは、今整備士さんたちが修理してるんだよね?
どうか直ってください。おねがいしますおねがいします_| ̄|○
一番最悪なのは、欠航になった場合。
徳島行きはこれが最終便で、その前に鹿児島空港便があるけど満席。
(鹿児島空港行きにも欠航が出ており、その影響でしょうか)
つまり、徳之島行きが欠航になったら今日はもうこの島から出られない。
今朝チェックアウトしたホテルにもう一泊させてもらうとして(部屋空いてればだけど)、
問題は明日以降のスケジュール。
実は今日の16:20に徳之島に着いて、明日の9:35のヒコーキで奄美大島に移動するまでの間に
徳之島の図書館での史料収集、見学ポイントの撮影を全て済ませる予定でした。
今回の行程で滞在時間が最も短い島に限ってコレです(しかも全島で最も見学ポイントが多い)。
今日徳之島に着けないとなると、全体のスケジュールを潰さないためには、
残念だけど今回の旅行では徳之島をスルーしなければ。
欠航と分かれば、明日すぐに奄美大島に移動する方法を調べないと。
なんてことを考えていたら、時計は4時を回りました。
徳之島行きは依然17:05のまま。
この時間に欠航のアナウンスがないということは、
既にこの空港に向かってヒコーキが飛ぶ決定がなされているか、 既に離陸しているはず(願望)。
目の前では鹿児島便の保安検査の長蛇の列。
「荷物の確認があります」とさっきからひっきりなしにいろんな人が呼ばれてる。
16:30を過ぎ、ようやく鹿児島便の保安検査終了。
16:50発の鹿児島便の保安検査が20分前に終了するのなら、
もうすぐにも徳之島行きの保安検査のアナウンスが始まるはず。
…などと思っていたのですが、じりじりと時間だけが過ぎてゆき、 ついに17時を過ぎてしまいました(;´Д⊂)
こっ、これは、欠航なのかも。
と思っていたら、
ついに徳島行き保安検査開始のアナウンスが。
よ、よかった~(脱力)
即座に保安検査を受け、搭乗待合室へ。
ヒコーキ来てる。
(早く乗せて!!(゚Д゚;≡;゚Д゚))と思っていたのですが、 これは鹿児島便でした(こちらも遅延したらしい)。
オイラの乗る徳之島便の到着は17:15、出発は今のところ17:45の予定とのこと。
ググってみたら、徳之島空港で予約したレンタカー屋さんの営業時間は8:30〜18時。
徳之島までの所要時間は25分なので、予定通り17:45に出発したとしても、到着は18:10。
預け荷物を受け取る時間も含めると、更に遅れます。
完全に営業時間外じゃん!!
明日の9:35のヒコーキで次の目的地に向かうので、 明朝短時間だけ借りて見学ポイントを周ることもできません。
恐る恐るレンタカー屋さんに電話して、ありのままを伝えたところ、
「大丈夫ですよ〜。お待ちしております」とのこと。
よ、よかった〜
17:14 機材トラブルで遅れていた徳之島便。
無事来てくれたヽ( ゚∀゚)ノ
無事来てくれたヽ( ゚∀゚)ノ
その後は順調に離陸に向けての準備が進み、
搭乗、ドアクローズ、エンジンスタート、タキシング、 ターニングパッドで滑走路に正対し、
1745離陸。
上昇して巡航に入ったかと思えば、
1748「これより着陸態勢に入ります」とアナウンス。
1755着陸。
18:05 荷物を受け取り、入口の所でボードを掲げたおねーさん発見。
「遅れてすみません〜」
「ヒコーキが遅れた時はいつもこうですから(*´∀`*)」
という笑顔に救われました。
退社時間に響くでしょうに、本当に助かりました。
レンタカーの手続きを済ませ、まだ十分明るさが残っているので、 早速空港の撮影をすることに。
元々の予定では、16:20に徳之島に着いて、明日はお天気が心配なので、
明るさのあるうちは撮影して、その後図書館にて閉館時間の19時まで史料収集するつもりだったのですが(事前に調べても分からなかったことがいろいろある)、
今回は無事にこの島に着けただけで御の字です。
2日連続で、スケジュールに影響しかねない状況に陥りました。
ホント、心臓に悪いよ_| ̄|○ il||li
薄暗くなってきたのでホテルへ。
宿屋のご主人と玄関で立ち話。
サンゴには放射線を吸着して放さない性質があると実験結果がでており、
福島の除染に使えないかという話があったけど、輸送コストがネックになったらしい。
徳之島は奄美群島で最初にジェット化した(ドヤ)。
徳之島は直射日光は強いけど、湿度が低いので、真夏でも窓を開けておけば涼しい風が入る。
クーラーはほとんど使わない。
サンゴを敷いた道路は直射日光が照りつけても熱くならない。
戦時中はこの島も爆撃を受けてね。
このホテルのすぐ横にも爆弾池ができたんだよ。
今は畑になってるけどね。
この島にはハブがいるよ。
どこにでも出るから気をつけてね。
つい最近もそこで出たからやっつけたんだよ(ドヤドヤア)。
沖永良部で買った丼もので夕食、シャワーから出ると、
携帯にこのホテルのオバー(沖永良部空港から「遅れます」と連絡入れたオバー)から留守電入ってた。
かけ直してみると、
「とりさん、もうホテル着きましたか? ちょっと病院行ってたもんでね。
ああ、着いたのね。なら良かった。おやすみなさい〜」
ほっこりする電話の後は記録つけ。
21:30 寝る
おやすみなさい。
(続きます)