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北海道旅行・5 [■旅行記]


Ⓐ道の駅望羊→Ⓑ倶知安駐屯地→Ⓒ幌別駐屯地→Ⓓ苫小牧市立図書館→Ⓔ雲雀ヶ丘飛行場跡地→Ⓕ苫小牧不時着陸場跡地→Ⓖ沼ノ端飛行場→Ⓗ市立小樽図書館→Ⓘ小樽港→新潟港へ(船中泊)

5日目

4:10 起床 

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道の駅望羊中山

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道の駅から撮ったものなんですが、一見沖合に火山島が浮かんでいるように見えますが、一面ベッタリの濃霧でした。

この後しばらくの間ずっとこの濃霧の中の運転になりました。

4:50 出。

5:40  倶知安駐屯地着。

ここは外周道路に沿って滑走路が見えます。

夢中になってフェンス越しに撮っていたら、散歩中のおぢさんが訝しげにこっちを見てました。(ノ><)ノヒイィィ。

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7:30 セイコーマートで朝食と昼食購入。

今日はちょっとオシャレ。

 

8:20 幌別駐屯地着。

滑走路の延長線上から撮りたかったのですが、そこは住宅密集地の袋小路が並んでいる場所で、

人の家に至近距離からレンズを向ける形になってしまうため、滑走路からは少し離れてしまうのですが、

外周のフェンス越しに撮影。

その後苫小牧に移動。

 

9:35 苫小牧市立図書館到着。

苫小牧にはもう何年も前から本当にあるのかどうだか不明な飛行場が2か所あるので、地元図書館に来てみました。

車内で10分仮眠して後市史等調べたのですが、

なんと古い地図にバッチリと飛行場が写っていましたヽ(*´ヮ`)ノ

 

11:40 図書館出発

運転しながら昼食の海苔巻。

11:50 ひばり飛行場跡地

12:15 旭飛行場跡地

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12:30 踏切の近くに沼ノ端飛行場の掩体壕が現存していると教えて下さった方がいて、

その場所の周辺を随分歩き回ったのですが、残念ながらオイラには発見できませんでした(;´Д⊂)

13:20 苫小牧発。小樽港は100km先。

北の大地北海道ではkm=分で所要時間の計算ができるエリアがほとんどで、

例えば100kmなら、100分で到着。流れに乗って普通に走れば更に…(以下自粛) なのですが、

さすがにこの区間ではまつりのある札幌市を通過したこともあり、100kmの移動に3時間近くかかってしまいました。

オイラの地元と変わりません。

 

16:10 市立小樽図書館着。

小樽には水上機の基地があったという情報があるので地元図書館で調べようと思ったのでした。

19:30 の出港までここにいようかと考えていたのですが、

17時閉館とのことで、あと50分しかありませんΣ(゚Д゚;)

急がねば。

で、時間いっぱいまで市史等調べたのですが、

昭和17年に中等校滑空訓練協議会を開催したこと、そして昭和19年度 一般会計では防空施設費として12万5千円。

という記述があっただけで、

(オイラが調べた範囲では)市内に水上基地があったことを匂わせるものを見つけることはできませんでした。

17時 小樽港へ。

出港まではまだまだ時間が余ってしまいました。

こんな時セバスちゃんさん ならサッと行きつけの美味しいお店に入るのでしょうが。。。

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フェリーターミナルで乗船待ちの列に車を並べ、腹減ったのでターミナル内で夕食。

出港45分前の18時45分乗船開始とアナウンス。

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ネットでフェリーの予約をすると、こういうものをプリントアウトできるようになってます。

これさえ持っていれば、窓口での手続きが一切不要で、乗船と下船の時に二次元バーコードをスキャンしてもらうだけ。

便利になりました。

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かなり早い時間に並んだつもりだったのですが、オイラはおおよそ26番目でした。

これから新潟まで20時間の船旅。

一旦車両甲板から客室フロアに上がると、下船時まで車には戻れないので船室に持ち込む荷物の準備。

乗船開始の時間になり、係の誘導に従って順番に車を動かし始めたのですが、

上の写真の右前の車のエンジンが掛からず、動けなくなっていまいました。Σ(゚Д゚;)

クランキングもままならない様子で、ストップランプが数回/秒点滅を繰り返し、

点滅に合わせて「カカカカッ」と音がしてました。

最近のクルマはオイラの知らない装備がいっぱい付いてるのでよく分かりませんが、バッテリー上がり??

ドライバーのおぢさんが車外に出て携帯で電話しながら右往左往していました。

誘導員さんたちも何人か駆けつけて動かしてみたのですが、やっぱりダメです。

多分ご自分のクルマだと思うのですが、道内を走り回って、最後の最後、ここにきて突然動かない。

ということが本当にあるのですね。オソロシヤ。

動けなくなってしまった車を避けて乗船が再開されたのでした。

 

乗船して車両甲板から受付カウンターへ。

復路は雑魚寝ではなく二段ベッドの並ぶ「ツーリストB」なので、

まずはどのベッドを使えばよいのか指定を受ける必要がありますのだ。

受付カウンターへ行ってみると、あるご家族がただならぬ雰囲気でカウンター越しにスタップと話し合っています。

「トラブルでお父さん乗れないって!」

「今の時点では乗船できるかどうか…」

どうやら動けなくなってしまった車のご家族のようです。

今回は、同乗者はターミナルから徒歩で乗船のパターンだったので、一時的とはいえ離れ離れになってしまいました。

出港までに無事車ごと乗船できるとよいのですが。。。

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出港25分前。残された車は未だ動けません。

結局この車は出港まで動けませんでした。

車内には新潟入港後に必要な家族の荷物やお土産も入っていたはずですがどうなったのでしょうか。

お気の毒としか言いようがありません。

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後部デッキでぼーっと小樽の街並みを眺めながら出港を待っていたら、

同世代(?)のお兄さんから話し掛けられ、会話が始まりました。

新潟在住の撮りテツ兼撮り空(?)の方でした。

今回は父の日接待を兼ねてご両親と家族旅行なのだそうで、

昨朝新潟からこの船に乗船。今朝小樽入港後、レンタカーで新千歳空港等撮って回り、

またこの船で新潟に戻るのだそうです。

北海道滞在正味15時間。無泊3日。。。な、なんてあくてぃぶ(☆Д☆)

出港後風が出て寒くなったので彼の個室に案内され、そこでもしばらく話し込んだ、というか、

オイラが一方的に話を聞き続けたのですが、

同じ「航空ファン」でも彼は王道。

オイラのやってることが如何に異端で話が通じないかを改めて痛感しました。

その後ご両親が部屋を訪ねて来られたので失礼しました。

ゆっくりと湯船で足を伸ばして後、ビールとつまみ購入。

ここまでは前回と一緒で、前回はここで気を失いそうになったのですが、

今回はそれほどハードな回り方をしなかったため、

そんなことはありませんでした。

22:00 寝る

雑魚寝の部屋のマクラは固くて小さくてヨーカンのような形だったので、マイ枕を持ち込んでみたのですが、

こちらの枕は快適でした。

 

(続きます)

本日の走行距離:327km


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コメント 7

an-kazu

旅先・・・毎回いろいろあるものですね!(^^)!
by an-kazu (2013-09-17 22:22) 

北宇のピューマ

船旅は情緒があって良いのですが、港で復路の船を見上げると「楽しかった旅もいよいよ終わりか…」と感じてしまい淋しい気持ちになりました(笑)

北の大地を走破してフェリーターミナルでエンストという落ちはホントにスゴイ偶然ですね!待機枠にたたずむレ〇シーの哀愁漂う後ろ姿が凄く切なく見えました。もしかして車の方がご主人以上に帰りたくなかったのかも知れませんね(^_^;)
by 北宇のピューマ (2013-09-17 23:36) 

とり

皆様 コメント、nice! ありがとうございます。m(_ _)m

■an-kazuさん
本当に毎度いろいろありますね~。

■北宇のピューマさん
>見上げると
よく分かります!
>車の方が
それだ!
by とり (2013-09-18 05:51) 

セバスちゃん

毎度、小樽のご利用ありがとうございます。
時間が余ったなら、サッとお店に入りますよ、
その後、時間内に戻って来れる自信は、まったくございません。<笑>
トラブルのお父さんの写真、悲しすぎますね。
でも、もう一泊小樽に滞在できるのを考えると・・・<ニヤ>
by セバスちゃん (2013-09-18 23:47) 

とり

■セバスちゃんさん
サッとお店に入れるのがカッコいいですね~。
この時現地で、(セバスちゃんさんならいいお店知ってるんだろうな~)と考えてました^^
時間内に戻って来れないのは困りますが。
このおとーさんも、酒飲みなら内心「シメシメ」とか思ってたのかもしれないですね。
by とり (2013-09-20 06:17) 

tuka@北海道

沼ノ端の掩体壕ですが数年前に確認したときは3つ残っていました。
踏切付近のものは線路の西側で深い排水路に囲まれた場所のことだと思います。

掩体壕位置
42.659368,141.702238
googleでMAP検索かけると位置が見られます。

(接近のときは排水路に注意が必要です。)
by tuka@北海道 (2013-11-22 02:47) 

とり

■tuka@北海道さん
掩体壕位置確認しました。
グーグルだと緑に埋もれている感じですね。
前回お邪魔した時は線路の東側を重点的に探してました。
次回お邪魔した時は排水路に注意しつつ見に行ってみます。
情報ありがとうございましたm(_ _)m
by とり (2013-11-22 07:41) 

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