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兵庫県・繫昌飛行場跡地 [├国内の空港、飛行場]

   2023年10月訪問  



無題c.png
撮影年月日1948/05/21(昭23)(USA M1070 43) 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)


兵庫県繫昌町にあった「繫昌飛行場」。

当飛行場については、なかなか具体的な位置を示す資料を見つけることができず、

後述しますが、各情報から上に貼った航空写真の位置が滑走路だったのではないかと考え、

先頭のグーグルマップに作図しました。

「多分こんなかなぁ」という程度のものです。

「繫昌飛行場」については米軍の資料の中に登場しており、

NAME:HANJO
POSITION:4mi,WSW of YASHIRO;  4mi,SE of HOJO
COORDNATES:34-54N 134-54E
CLASS:MLG u/c
SIZE-BEARING-SURFACE OF FIELD AND RUNWAYS:5100x230 NE/SW u/c

とあります。

名称に続けて、「社の西南西4マイル、北条の南東4マイル」とあり、

それぞれの示す地点を先頭のグーグルマップに黄、青のマーカーで示してあります。

社と北条のドコを起点にしているのか不明なんですが、なるべく中心地からにしたつもりです。

マップをご覧の通りで2つのマーカーは約2.7km離れているんですが、これでおおよその範囲が分かりますね。

続けて座標情報が"34-54N 134-54E"とあり、この範囲をグーグルマップに赤線で囲いました。

CLASS:MLG u/c とありますが、これは

MLG(Medium Bomber Landing Ground) u/c(Under construction)

ということで、米軍はここを「建設中の中型爆撃機着陸場」と見なしていたのですね。

最後に、5,100ftx230ft(1,554mx70m) 北東-南西 とあります。

ということで米軍資料の示す飛行場の方向、座標、滑走路長さと向きでアタリをつけ、

当時のこの周辺の航空写真を眺めまわした結果、最も怪しかったのが上の航空写真の位置でした。

「米軍資料からすると、ここじゃないかと思う」というオイラの主観でしかないので、

まったくの見当外れという可能性も大いにあると思いますが、

オイラにはこの周辺で他にそれらしい場所を見つけることができませんでした。

「兵庫県内の主な軍事遺跡」様 にも、

「終戦間際1945年に繁昌飛行場を造成し、待機特攻隊が駐屯使用していた。」とありました。

終戦の年に作られ、特攻隊が使用とありますから、使用期間は本当に短かったはずで、

幻の飛行場になってしまい、位置が不明確なのかもしれません。


DSC_1456_00001.jpg
赤マーカー地点。

滑走路方向



     兵庫県・繫昌飛行場跡地         
繫昌飛行場 データ
設置管理者:陸軍
種 別:陸上飛行場
所在地:兵庫県加西市繁昌町
座 標:34°54'22.2"N 134°54'01.8"E?
標 高:83m
滑走路:1,454mx70m?
方 位:05/23?
(座標、標高、滑走路長さ、方位はグーグルアースから)

沿革
1945年 飛行場造成

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