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九州に行った話・1 [■旅行記]


Ⓐ県央鶴ヶ島IC→Ⓑ中央道原PA→Ⓒ尾張一宮PA→Ⓓ西宮名塩SA→Ⓔ福山SA→Ⓕ玖珂PA→Ⓖ古賀SA→Ⓗ宮原SA→Ⓘ桜島SA(車中泊) 

昨年の11月初旬、 九州を回って来たのでした。

九州は一昨年二度お邪魔して、離島以外では2ヶ所の積み残しを出していたのですが、

その後未知の飛行場を見つけたり、新たに場所が確定したりしてどんどん増えてゆき、離島を除いても25ヶ所になったのでした。

飛行場/跡地以外に寄ってみたいヒコーキ関係の場所も幾つかあります。

今回全部回れるか分かりませんが、とにかく行ってみることに。

 

前日の夜、仕事帰りに行きつけのスタンドで給油、洗車、エアチェック。後輪結構抜けてた。

帰宅し、水、スノコ等積み込み。

一昨年同様今回も一気に鹿児島まで行ってしまう予定です。

前回4時前に自宅を出て、20:40 鹿児島桜島SA到着でした。

出発時間が4時前なのは、4時までにインターに入るとETC深夜割引で料金が半額になるからなのですが、

桜島SAで車中泊するため、結局高速を降りるのは翌朝です。

だったら別に4時までに乗らなくてもいいじゃないか。ということで、今回は自宅を5時に出発することに。

出発時間が遅くなりますから当然到着も遅れる訳ですが、疲れたり眠くなったりしたら、途中どこでもいいから泊まることにしました。

なんとしても4時までに高速に入らないといけない。という制約がないため、タップリ睡眠をとり、朝食も済ませました。

早い時間帯なので静かに静かに荷物積み込み。

 

5時 自宅出発

今回も圏央道→中央道→名古屋というルートです。

中央道走行中、後方の空が白み始めました。

今日はこの太陽が頭上を通り越し、前方に沈んで再び真っ暗になっても西に進むのだ。

 

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7時 長野県の中央道原PAで休憩。

 

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9時 愛知県の尾張一宮PAで休息。

 

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尾張一宮PAは小型車用駐車スペースの一角がこんな風になっていて、車中泊しやすそうです。

 

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11:10 兵庫県の西宮名塩SAで持って来たお弁当の昼食。

ここから少し混んだのですが、兵庫県を抜ける辺りでスイスイになり、本日は全体的に快適な走行が続いたのでした。

 

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13:40 広島県の福山SAで36.5L 給油。自宅からここまでの燃費は21.1km/L でした。

厳密には昨晩給油したスタンドからここまで。ですけども。

睡眠時間をたっぷりとれたおかげで快調です。

お昼の時間帯もちっとも眠くなりません。

2時間ごとの休憩も、「もう休憩とらなきゃ」という感じでした。

15:20 山口県の玖珂PAで休憩。撮るの忘れた。

16:54 関門橋を渡って九州上陸。

17:30 福岡県の古賀SAにて夕食。撮り忘れたのではなく、暗いので撮影しませんでした。

注文したごぼう掻き揚げうどんを前に、さあコンデジで撮ろうと思ったら、なんとSDカードを忘れてました。

そういえば昨晩机の上に出しっぱだったよ。。。 とほほ。

さて。九州内の給油できるSAは限られているので、ここでマップをもらってどこで入れるか決めておくことに。

本当はこのペースなら鹿児島で高速降りた後もまだ少し走れる計算なのですが、

本日桜島SAで車中泊したならば、明日は更に70km先の知覧方面に南下します。

うんと早朝の時間帯に田舎を走り回ることになるため、給油できない心配があります。

それで今日中に給油しておくことにしたのでした。

オイラの進路上にはこの先給油できるSAは5ヶ所あるのですが、下り線も給油可能なのは3ヶ所に限られており、

本当は今夜車中泊予定の桜島SAで給油したいのですが、残念ながらここは上り線でしか給油できません。

給油可能で一番遠いのは宮原SAなので、そこで給油することに。

19:40 熊本県の宮原SAにて予定通り24.7L給油。

常にギリギリの給油をモットーとするオイラにとって、こんなヌルい給油は不本意この上ないのですが、

この先給油出来ないので致し方ありません。

この区間の燃費は20.4km/L でした。

ここまで来れば、ゴールの桜島SAまではあと114kmなのでもう少し。

21時過ぎには着けそうです。

ところでオイラはこれまで桜島SAで2度車中泊をしているのですが、

毎回、一晩中大型トラックの騒音と排気ガスに囲まれて閉口していました。

今回もそんな感じなら下に降りてしまって、目的地に向かいつつ適当な場所で車中泊しようかしらん。と考えていました。

ところがパンフで確認してみると、高速料金が半額になる深夜割引は、24時~4時の間であることが判明。

オイラは22時を過ぎれば半額になると思い込んでました。

お子様体質なのでそんな遅い時間にはとても走れません。

やっぱり今夜は高速から降りずに車中泊するしかありません。

試しに1つ手前のPAに入ってみたのですが、ここもトラック多し。

ということで、結局予定通り桜島SAで車中泊することにしました。

21:15  桜島SA到着。

案の定トラックが多いです(;´Д⊂)

 

ところで前回の記録と比較してみました。

前回は3:45 自宅出発

20:40  桜島SA到着。所要時間は16時間55分。平均時速81.9km/h でした。

今回は、5:00  自宅出発

21:15  桜島SA到着。所要時間は16時間15分。平均時速84.8km/h でした。

出しても(おおよそ)100km/h までだったのですが、今回は大阪周辺で少し混雑した以外はペースを乱されることがほとんどなく、

加えてまったく眠くならず、途中で昼寝をする必要がなかったのが大きいです。

まだまだ楽しく走れる感じなのですが、高速を降りる訳にはいかないので仕方なし。

 

余談ですが、全国どこの道の駅、SA、PAに行っても、一晩中エンジンかけっばのトラックを見かけるため、

後日友人のトラドラのFさんに、「なんで一晩中エンジンかけっばなのか」と尋ねてみました。

Fさんはトラドラ歴*十年という人です。

Fさんは某社の乳製品を東京から新潟に運んでいた時期があります。

ブツが乳製品なので当然保冷車なのですが、これは万一エンジンが止まると製品廃棄という一大事に陥ってしまうため、

アイドリングストップは絶対できません。

こういうケースは別として、一晩中エンジンをかけ続けるのは、

「暖房、冷房等のエアコンのため」。という答えが真っ先に返ってきたのですが、

毛布一枚で気持ちよく寝られる時期もあるではないかと食い下がってみると、

・シーンとしていると落ち着かない
・エンジンの音と振動が子守代わりになる
・いちいちエンジン切るのがメンドクサイ

という答えが。


これはトラックではなくて観光バスの話なのですが、

ある運転手さんがこまめにアイドリングストップをしていたら、エンジンの調子が悪いのだと勘違いした乗客の方から、

「もっとちゃんとエンジンの整備しろ!」とクレームをつけられてしまったという話があるのだとか。

観光バスの場合、客待ちの間同じ会社のバスが複数ある場合は1台にドライバー、バスガイドさん達が集まって、

他のバスはエンジン止めたりすることもあるらしいです。

でもこれはバスならではの芸当で、トラックだとこうはいかないですよね。

桜島SAは特に夜間駐車場を利用するトラックが多くて、大型車エリアだけでは足りずに小型車のエリアにも

たくさんのトラックが入ってきて、数十台のトラックがびっしり並び、エンジンをゴウゴウ轟かせてます。

ちょっと調べてみたら大型車の場合、1時間のアイドリングで消費する燃料は2Lなのだとか。

仮に6時間仮眠を取るとすると1台で12L。

上下線合わせて40台のトラックがいるとすると、トラックは微動だにしないのに一晩で480Lの軽油が二酸化炭素と化すことになります。

130円/Lとすると、ここのSAだけで一晩に6万円強の油代が消える計算に。。。

大型トレーラーの排気量って、20.0Lとかあるそうですね。

最近は軽自動車でもアイドリングストップ機能付が増え、信号待ちのたびに5秒10秒単位でエンジン止める訳ですが、

軽と比較しておおよそ30倍の排気量がある大型トラック、トレーラーが

今日も全国の道の駅、SA、PAで一晩中エンジンかけっばなのです。

日本は世界中から原油を買い付けてタンカーで運んでくるわけですが、

無駄なアイドリングをやめたら、1年でタンカー1往復分位はすぐ節約できるんじゃないのかしらん。

 

オートキャンプ場の電源サイトみたいなことをトラックでも実証実験したりしてるらしいですね。

ガソリン車には不要な時は幾つかの気筒に燃料を送るのを止めてしまうものがありますが、

大型トレーラーでああいうのはできないんでしょうか。

例えば8気筒だとしたら、アイドリング時は燃料送るのは2気筒だけにするとか。

ディーゼルはガソリン車と比べて圧縮比が高いからこういう方法での燃料節約効果って少ないのでしょうか。

いっそのことアイドリング中は冷暖房を維持できるだけの小型ディーゼルエンジンを別に搭載するとか。

・シーンとしていると落ち着かない
・エンジンの音と振動が子守代わりになる

というドライバーのために、ベッドの真下に小型エンジンを設置して、音と振動がよく伝わるように工夫するとかどうでしょう。

 

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SA内をブラついて…

21:50 寝る。

おやすみなさい。

 

(続きます)

本日の走行距離:1,383km


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コメント 6

tooshiba

ドイツの自動車部品メーカーが「エンジンを切っていても効くエアコン(クーラー)」なんてのを販売していますが、標準装備でない以上、車両導入時のコストにうるさい事業主(企業経営者)orトラックオーナー(個人事業主)の琴線には触れにくいかと。
よしんば、SA等でアイドリングストップしていない車両を摘発するとしても、警察がやりたがるでしょうか。そして、摘発されたドライバーがご自分の主義主張を曲げてでも以後アイドリングストップに進んで協力してくれるでしょうか。
そこらへんはもう個人のモラルの問題になると思います。
「エンジンの動きを逐一把握される」サラリーマンならまだしも、個人の場合には。苦笑

気筒休止技術は乗用車でもやっているメーカーはありますから、大型車のメーカーが開発→採用できないはずはないと思います。
ただ、開発費(と発売するにあたっての価格上昇)とか?エンジンやその他機器への影響、不具合のリスクとか?色々と障害はあるのかもしれません。

法律でぎりぎり締め上げて、強制的に装着していかないと、中途半端なオプション(往々にして高価)のままだと大型車のユーザーはほとんど採用しないと思います。
by tooshiba (2013-02-15 12:54) 

miffy

簡単な規制だけではエンジンのかけっぱなしは無くならないでしょうね。
標準装備してない車は走行禁止とかの強行策が必要なのかな~
by miffy (2013-02-15 23:18) 

鹿児島のこういち

九州自動車道、特に八代~鹿児島間は山の中ですからねぇ、SAとか夜中トラックとかいなかったら、店は閉まってるし、シ~ンとして更に周りは暗闇でちょっと恐いかな(^_^;)強盗とか現れたら、逃げても民家なんてなかなかないものぉ~(ノ_<。)周りにトラックなんていてくれたら、なんとなく安心(^^ゞ
ちなみに出かける時準備するスノコは何に使うのですか?
by 鹿児島のこういち (2013-02-17 14:49) 

とり

皆様 コメント、nice! ありがとうございます。m(_ _)m

■tooshibaさん
>「エンジンを切っていても効くエアコン(クーラー)」
おお、そんなものが既にあるのですね。
>気筒休止技術
単純に燃料遮断するとかそんな単純なものじゃないんですね。
きっとこの記事にはtooshibaさんがコメントで補足してくれると思ってました。
tooshibaさんのおかげでオイラは勝手気ままなこと書けます。
ありがとうございましたm(_ _)m

■miffyさん
無駄なアイドリングストップを根絶するにはそのくらいやらないとダメなんでしょうね~。
ドイツの話だったと思うのですが、あちらはアイドリングに非常に厳しくて、
真冬に店に入れずエンジンを切った車内で老夫婦が凍えながら食事を済ませるという話を聞いたことがあります。
個人的には法律でがんじがらめにしてしまった弊害だと思います。
法の網を張ると、たちまちこんなことが起きてしまうので、その前に個々のモラルでどうにかならないものかと
思うのですが。。。

■鹿児島のこういちさん
確かに多すぎると困るけど居なくなっても怖いんですよね~^^;
>スノコ
初代フィットは後部座席を倒しても完全にフラットにならないんですよ。
寝ると時にちょうど腰のあたりに凸が当たるんです。
それでまずはスノコで面一にして、それからマットレスを敷きます。
by とり (2013-02-18 19:49) 

カンクリ

我が家も時々PAで仮眠を取るドライブに出掛けるのですが、大きなPよりは小さいPの方が落ち着くかな、と小さなPを選んで停めたのですが、小さいPは本線と近いので結構煩かったです。(^^; 次回は大きなPで仮眠してみようかな、と思ってますが・・。
しかし、とりさんの愛車もかなり走ってますねぇ~。(笑)
by カンクリ (2013-02-23 10:46) 

とり

■カンクリさん
>小さいPは本線と近い
オイラもまったく同じ経験あります^^;
「全国道のおすすめ駅ガイド」が出てますが、
これのP版なんてあればいいのに。。。

このところご無沙汰してしまい申し訳ありません。
三月に入ったらまたお邪魔しますのでまた宜しくお願い致しますm(_ _)m
by とり (2013-02-25 06:50) 

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